最終更新日:2024年2月27日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:2年
短期大学部 保育科

N120

保育課程論

保育所、幼稚園の保育の計画、実践、評価の基本について学ぶ

単位条件

通信 2単位

教員

岡田 耕一

履修条件

なし

到達目標

(1)目的 保育所、幼稚園の保育の計画、実践、評価の基本を学び、実習に活かす。
(2)授業構成と到達目標 上記の目的を達成するために、以下の3つの到達目標がある。
1.保育所や幼稚園の保育の計画の作成方法について説明できる。
2.保育の計画の作成と展開(1日実習指導案、部分実習指導案)について説明できる。
3.保育所や幼稚園における保育の過程(計画→実践→評価→改善)について説明できる。

学習成果

1.実習でいただく様々な指導案を理解し、実習に役立てることができる。
2.学習した内容を、1日実習指導案や部分実習指導案の作成に活かすことができる。
3.保育の過程について学習した内容を基に、PDCAを踏まえた効果的な実習を行うことができる。

テキスト教材

加藤敏子、岡田耕一編著『保育の計画と評価を学ぶ』(萌文書林)2018
『保育課程論 学習指導書』(聖徳大学通信教育部)

参考図書

厚生労働省『保育所保育指針』(フレーベル館)2017
文部科学省『幼稚園教育要領』(フレーベル館)2017

評価の要点

1.保育課程と保育所保育指針との関係について説明できるか。
2.保育課程と指導計画との関係について説明できるか。
3.1日実習指導案や部分実習指導案を作成できるか。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
1.レポートについては、1課題にふさわしい内容であるか、2レポートの書式に従って執筆しているかを重視する。
2.科目終了試験は、論文体テストと客観テストを出題します。客観テスト問題の出題範囲は学習指導書に記載している。

レポート課題

提出数 2

第1課題

レポートの書き方10か条
①レポートのテーマを正確に理解して、テーマにふさわしい内容のレポートを書くこと。(自分勝手に解釈しない。)
②通信のテキストをまずよく読むこと。(テーマとは直接に関連のない章にも、参考となる内容が書かれている。)
③必要に応じて他の文献を読むこと。(テキストの内容を補うために必要である。)
④レポートは報告書であるから、文献で調べたことを書くこと。(自分の主観、思いつきで書かない。)
⑤テキストを写しただけのレポートは提出しないこと。(写すのではなく、まとめることを心がける。)
⑥小見出しを最低3つ以上はつけること。(読み手にとってレポートが読みやすくなる。)
⑦話し言葉で書かないこと。(文章を書き慣れていない人は特に気をつける。)
⑧改行をすること。(1つの段落に1つの主題が原則である。)
⑨主語と述語の明確な文、長すぎない文章を書くこと。(このことを気をつけるだけでも、だいぶ文章は良くなる。)
⑩参考文献をレポートの最後に記入すること。(参考文献がなければ、レポートとしてみとめられない。)

 

いずれか1設題を選択

パソコン印字可
[2400]

第1設題

「保育課程」を編成するためのポイントについて書きなさい。

第2設題

「指導計画」の種類と作成のためのポイントについて書きなさい。

第2課題

レポートの書き方10か条
①レポートのテーマを正確に理解して、テーマにふさわしい内容のレポートを書くこと。(自分勝手に解釈しない。)
②通信のテキストをまずよく読むこと。(テーマとは直接に関連のない章にも、参考となる内容が書かれている。)
③必要に応じて他の文献を読むこと。(テキストの内容を補うために必要である。)
④レポートは報告書であるから、文献で調べたことを書くこと。(自分の主観、思いつきで書かない。)
⑤テキストを写しただけのレポートは提出しないこと。(写すのではなく、まとめることを心がける。)
⑥小見出しを最低3つ以上はつけること。(読み手にとってレポートが読みやすくなる。)
⑦話し言葉で書かないこと。(文章を書き慣れていない人は特に気をつける。)
⑧改行をすること。(1つの段落に1つの主題が原則である。)
⑨主語と述語の明確な文、長すぎない文章を書くこと。(このことを気をつけるだけでも、だいぶ文章は良くなる。)
⑩参考文献をレポートの最後に記入すること。(参考文献がなければ、レポートとしてみとめられない。)

 

いずれか1設題を選択

パソコン印字可
[2400]

第1設題

保育における計画・実践・評価・改善のプロセスの大切さについて書きなさい。

第2設題

3歳未満児の保育においては、なぜ、個別の計画が必要なのか、3歳未満児の発達の特性や生活の連続性の観点から説明しなさい。

第3設題

子どもの主体性の尊重と計画性のある保育について、説明しなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
保育カリキュラムの基礎(カリキュラムの意義、基本を学ぶ) 保育計画力
「保育所保育指針」(保育所保育の目的、内容、方法を学ぶ) 保育指針の理解
「幼稚園教育要領」(幼稚園教育の目的、内容、方法を学ぶ) 教育要領の理解
保育の計画と評価の意義(計画、実践評価の意義を学ぶ) 保育計画力
保育課程編成の実際(保育課程の意義と編成方法を学ぶ) 保育課程編成
保育課程編成の留意点(保育課程編成の基本的な留意点を学ぶ) 保育課程編成
指導計画の作成(長期・短期計画の作成方法・留意点を学ぶ) 指導計画作成
指導計画作成の実際(子どもの姿、ねらい、内容を踏まえて) 指導計画作成
指導計画の実際(環境構成、保育者の関わりを踏まえて) 指導計画作成
保育計画の再編成(PDCAによる保育計画の改善を学ぶ) 保育の省察力
保育の省察及び記録(保育の省察の意義と記録のとり方を学ぶ) 保育の記録
保育士の自己評価(保育士及び保育所職員の自己評価を学ぶ) 自己評価力
保育所児童要録(小学校へつなげるための記録のあり方を学ぶ) 保育の記録
実習指導案の作成(保育指針、教育要領を踏まえて部分実習指導案の作成) 指導案作成
1〜14回までの総復習
試験
総まとめとして試験を実施する。学習指導書「終章 練習問題」を良く勉強しておくこと。