最終更新日:2024年4月9日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:1年
短期大学部 図書館司書

N082

資料組織概説

主題組織法理論を学ぶ

単位条件

通信 2単位

教員

野口 康人

履修条件

「図書館概論」を修得済であること

到達目標

図書館が利用者に情報提供サービスを行うための基礎となる主題組織法の意義・目的・方法を理解する。情報の量的な変化(爆発的な増大)及び媒体の多様化(ディジタル情報の普及)が進んだ現代に求められる主題組織法とはどのようなものかについて理解する。

学習成果

図書館における資料組織法の意義・目的と方法を概観した後に、主題組織法(図書館分類法と件名法)の考察を行うと同時に、資料組織演習Iにおいて実際に使用することになる『日本十進分類法 新訂9版』の使用法を具体例に基づき習得する。さらに、コンピュータ化された現在の主題組織法についても学習する。

テキスト教材

田窪直規 『資料組織概説』(樹村房)

評価の要点

レポートの評価:課題の要求しているポイントに対して的確に考察し、自分の意見で論述しているかどうかを評価の主要な観点とする。同時に、教科書以外の資料(参考文献)を利用してまとめていることをプラスの評価対象とする。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート課題に合格した後、科目終了試験を受験し、その評価が60点以上であれば単位の認定となる。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

図書館のOPAC (オンライン閲覧目録)を体験してみて欲しい。また、国立情報学研究所(NII)のCiNii Booksや国立国会図書館のNDL Searchなど、インターネットを利用して自分で確認してみることが望ましい。

レポート課題

提出数 2

第1課題

パソコン印字可
[1600]

第1設題

資料組織の意義について、現在の図書館サービスとも関連させ、考察しなさい。

第2課題

パソコン印字可
[1600]

第1設題

『日本十進分類法新訂9版』の特色・特徴を説明しなさい。(レポート作成の留意点)
1.図書館概論の(注)を参照して下さい。
2.テキスト以外の文献(参考文献)を積極的に用いて下さい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
資料組織の意義・目的と方法
主題組織法の意義・目的・役割
主題組織のプロセス
分類法と件名法
自然語と統制語
分類の基本原理
図書館分類法とは
分類法の種類
分類法の歴史
日本十進分類法 新訂9版
分類規程
分類作業と所在記号
語による主題検索
件名法(含むシソーラス)
基本件名標目表 第4版
試験