最終更新日:2024年4月5日
N065
総合演習
アジアの子どもと教育単位条件
面接 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
今日の世界情勢は、グロ-バル化が進展し、環境、人権、世界平和など地球規模で解決していくべき問題が山積している。このような問題を取り組むためには、国際的視野を持つ人材の育成が求められる。本授業では、日本が位置している東アジアを中心に、異なる社会と文化に置かれている子どもたちの現状と保育・教育について考える。
学習成果
本授業は、総合的な学習の時間の指導ができることをねらいとしていることから、自ら考え自ら問題を解決していく能力を身につけることを視野に入れた授業である。主な内容は、国際理解教育および異文化理解教育の理念と現状を理解し、その視点に立ち、アジア地域の子どもと保育・学校教育について資料を読み、レポートとしてまとめ、発表を行う。そして発表に基づき質疑応答の議論を行う。
授業計画は以下の通りである。
1.現代社会において求められる教員の資質能力
2.異文化理解の基礎
3.4.韓国の子どもと教育(グループ学習)
5.アジアの子どもI(視聴覚教材)
6.異文化理解の視点と文化相対主義
7.国際理解教育の理念と現状
8.9.中国の子どもと教育(グループ学習)
10.アジアの子どもII(視聴覚教材)
11.日本社会の多文化化の現状
12.子どもの異文化接触の文化化構造
13.14.台湾の子どもと教育(グループ学習)
15.授業のまとめとテスト
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
参考図書
池田充裕、山田千明編『アジアの就学前教育-幼児教育の制度・カリキュラム・実践』(明石書店)
評価の要点
評価は原則として、レポート、発表、授業への取り組み(質疑応答を含む)、試験などに基づいて総合的に評価する。
評価方法と採点基準
スクーリング時の出席と試験で評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
授業では、配られた資料を読み、レポートを作成、発表を行うグループ学習の機会が多い。ぜひ積極的に参加してほしい。
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