教育史Ⅰ

教育思想発生とその展開

単位条件

通信 1単位

教員

寺田博行

履修条件

なし

到達目標

１．西洋教育史を代表する人物の教育思想に関する基礎的・基本的な知識を身につけることを目的とする。
２．以上により、保育に関する専門的知識を習得する。

学習成果

西洋教育史を代表する人物の教育思想について理解し、説明することができる。

テキスト教材

村井実『教育思想(上) 発生とその展開』(東洋館出版社)

参考図書

長尾十三二『西洋教育史』(東京大学出版会)

評価の要点

①レポートについてはテキストや参考文献をふまえてまとめているかで評価する。
②科目終了試験ではテキストの内容を理解しているかを確認する。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価します。
ディプロマ・ポリシーをふまえ、「評価の要点」に基づいて評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

レポートの提出にあたっては、分かりにくいところは図書館で調べるなどの努力をしてください。

レポート課題

提出数 1

第1課題

パソコン印字可Web提出可

[2400]

第1設題

テキスト(『教育思想(上) 発生とその展開』)の中から興味をもった人物を一人とりあげ、その人物の教育思想の主要な特徴についてまとめた上で、それに対するあなたの考えを述べなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容	身につく資質･能力	学習範囲（予習・復習を含む）
教育思想のはじまり１「教育」ということばの発生、パイデイアの意味するものなどについて学ぶ。	教育理念に関する理解	テキスト(上) 11頁〜21頁
教育思想のはじまり２教育思想とは何か、教育思想の形成などについて学ぶ。	教育理念に関する理解	テキスト(上) 22頁〜30頁
ソクラテス無知の知、ソクラテスの教師像などについて学ぶ。	ソクラテスの理解	テキスト(上) 31頁〜40頁
プラトンイデアの追求、人間主義と理想主義の観点からプラトンの教育思想について学ぶ。	プラトンの理解	テキスト(上) 41頁〜50頁
イソクラテスソクラテスやプラトンの教育思想と比較しながら、イソクラテスの教育思想について学ぶ。	イソクラテスの理解	テキスト(上) 51頁〜60頁
人間主義・理想主義・現実主義教育思想の三つの原型について学ぶ。	教育理念に関する理解	テキスト(上) 61頁〜70頁
クインティリアヌス『弁論家の教育』の特色などについて学ぶ。	クインティリアヌスの理解	テキスト(上) 71頁〜80頁
アウグスティヌスアウグスティヌスの教育思想について学ぶ。	アウグスティヌスの理解	テキスト(上) 81頁〜91頁
中世の教育思想中世の教育思想の特色について学ぶ。	教育理念に関する理解	テキスト(上) 92頁〜110頁
ルネサンスの教育思想エラスムス、コレットなどの教育思想について学ぶ。	エラスムス、コレットの理解	テキスト(上) 111頁〜121頁
宗教改革の教育思想ルターやカルヴァンなどの教育思想について学ぶ。	ルター、カルヴァンの理解	テキスト(上) 122頁〜131頁
ラブレーとモンテーニュラブレーやモンテーニュの教育思想について学ぶ。	ラブレー、モンテーニュの理解	テキスト(上) 132頁〜141頁
コメニウス『大教授学』の内容について理解する。合自然の原理から子どもの自発性、実物教育などの教育原則が導き出されたことを学ぶ。	コメニウスの理解	テキスト(上) 142頁〜153頁
ジョン・ロック『教育に関する考察』の内容について理解する。精神白紙説、形式陶冶説の教育的な意味について学ぶ。	ロックの理解	テキスト(上) 154頁〜161頁
まとめ上記の内容の復習	授業内容についての理解	テキスト(上) 11頁〜161頁
試験試験ではテキストの内容を理解しているかを確認する。

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