最終更新日:2024年5月31日
N006
生物学
生物学の基礎を学ぼう単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
(1)目的
生物学の普遍性と固有性を感受し、グローバルで多様な価値を受け止めることができるようになることを目的とする。
(2)学習の目標
通信教育での学習は、ごく限られた範囲の中から課題を選んでレポートを書くことになる。
レポートを書くためにだけ図書を利用するのではなく、できるだけ新しい専門の図書をたくさん読み、通学して学修するに匹敵するくらいの生物学に関する基礎的な知識を身に付けることを目標とする。
学習成果
①近年、自然科学の進歩はめざましく、なかでも最近の生物学の進歩は、ただ躍進の一歩をたどっている。
特に遺伝の仕組みや生命そのものの真髄にまで迫り、細胞レベルで、あるいは分子レベルで新しい生物学が誕生しつつある。
iPS細胞など日本はその先端を歩んでいることは世界が認める。これらの基礎となるものは細胞学や形態学、分類学などの地道な学問である。
これらは、日々生活する上でも有用な、そして必要な知識である。幼児教育を担う者として、季節の移り変わりや動植物などは生活の潤いという面だけでなく、科学的な知識も必要であり、この生物学が身の回りの自然に興味をもって眺められるきっかけになることを期待する。
②レポートが、主観を交えず客観的に論文体(〜である)で書くことができる。また、前文(書き出し)・本文(展開)・末文(まとめ)など、文章構成を考えて分かり易く書くことができる。
テキスト教材
『生物学』(聖徳大学短期大学部通信教育部)
参考図書
レポートに必要な参考図書だけでなく、できるだけ多くの自然科学に関する図書。
評価の要点
科目終了試験で評価する。試験は、要点を簡潔に書くことを心がけること。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
(1)レポートが2課題合格して科目終了試験を受ける資格が得られる。
(2)科目終了試験は、記述式である。時間内に終わるように要点を簡潔に分かりやすく解答すること。
(3)特に、設問に正対していること、キーワードを入れて記述していることがポイントになる。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
(1)レポートは、漠然と書き連ねるのではなく、項目を立てて構成を考えて手書きで作成すること。
(2)誤字・脱字に気を付け、正しくていねいに書くこと。
(3)参考文献を多く読み、必ず文献名を記載すること。また、インターネットのみを利用して安易に作成することのないように留意すること。一冊だけまたは、インターネットだけでは不可となることが多い。
(4)不合格になったレポートは、次回に課題を変えることなく、講評を参考に再度勉強して充実したものを提出すること。
(5)科目終了試験については、レポートの要点を復習するとともに、上記テキスト教材の各項目を中心に多くの参考書を読み勉強してから受験すること。また、試験終了後には出た問題を復習すること。
レポート課題
提出数 2第1課題
⚠1.レポート作成ならびに科目終了試験受験の際の注意事項
①レポートは、課題について教科書、辞典、百科事典以外に、出来るだけ多くの新しい専門の本を読んで、勉強してからレポートにまとめること。通学して勉強するに匹敵するほどの勉強をしてからレポートを書くこと。参考文献が一冊だけやインターネットだけの場合は、不合格となることが多い。
②レポートは、主観を交えず客観的に、文体は論文体(〜である)で書くこと。
③前文(書き出し)・本文(展開)・末文(まとめ)と大きく分けて書くとよい。また、本文を幾つかのグループに分けて書くとよい。
④必ず参考文献名、著者名、出版社名、出版年度を明記すること。
⑤レポートは2200字以上とし、文章は、読み手に分かり易いよう工夫して書くこと。文章をただ書き連ねるのではなく、内容等により段落を設けるなどよく整理して書くこと。
⑥不合格だったレポートについては、次回に課題を変えることなく、必ず初回のレポートについて再度勉強して、充実したものを提出すること。
⚠2.科目終了試験については、返却されたレポートを復習するとともに教科書を中心に多くの参考書を読んで、勉強してから受験すること。
上掲のレポート課題8つ(第1課題1〜4、第2課題1〜4)については、設題を中心として関連する周辺の内容を勉強して要点をまとめておくとよい。
また、試験終了後に、出た問題についてよく勉強しておくこと。
設題1〜4より1題選択
第1設題
ダーウィンの進化論について述べなさい。
第2設題
食物連鎖について述べなさい。
第3設題
動物社会の構造について述べなさい。
第4設題
動物の分類について述べなさい。
第2課題
⚠1.レポート作成ならびに科目終了試験受験の際の注意事項
①レポートは、課題について教科書、辞典、百科事典以外に、出来るだけ多くの新しい専門の本を読んで、勉強してからレポートにまとめること。通学して勉強するに匹敵するほどの勉強をしてからレポートを書くこと。参考文献が一冊だけやインターネットだけの場合は、不合格となることが多い。
②レポートは、主観を交えず客観的に、文体は論文体(〜である)で書くこと。
③前文(書き出し)・本文(展開)・末文(まとめ)と大きく分けて書くとよい。また、本文を幾つかのグループに分けて書くとよい。
④必ず参考文献名、著者名、出版社名、出版年度を明記すること。
⑤レポートは2200字以上とし、文章は、読み手に分かり易いよう工夫して書くこと。文章をただ書き連ねるのではなく、内容等により段落を設けるなどよく整理して書くこと。
⑥不合格だったレポートについては、次回に課題を変えることなく、必ず初回のレポートについて再度勉強して、充実したものを提出すること。
⚠2.科目終了試験については、返却されたレポートを復習するとともに教科書を中心に多くの参考書を読んで、勉強してから受験すること。
上掲のレポート課題8つ(第1課題1〜4、第2課題1〜4)については、設題を中心として関連する周辺の内容を勉強して要点をまとめておくとよい。
また、試験終了後に、出た問題についてよく勉強しておくこと。
設題1〜4より1題選択
第1設題
学習の種類について述べなさい。
第2設題
動植物の向日性、背日性や趨光性、逃光性について述べなさい。
第3設題
植物の分類について述べなさい。
第4設題
外来種(植物・動物)について述べなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
《オリエンテーション》 ・学習の仕方やレポートの書き方を理解する。 |
生物学の学び方 | ||
《序論》 ・生物学とは何か。 |
生物学の基礎知識 | 教科書P7から | |
《生物学の歴史》 ・進化論的生態学 |
生物学の基礎知識 | 教科書P8から | |
《生態学の対象》 ・非生物環境の作用 ・生物の反作用。 |
生物学の基礎知識 | 教科書P14から | |
《生物の相互作用》 ・食物連鎖関係。 |
生物学の基礎知識 | 教科書P20から | |
《環境》 ・生命とは何か。 |
生物学の基礎知識 | 教科書P25から | |
《動物の行動》 ・行動の構造。 |
生物学の基礎知識 | 教科書P30から | |
《行動の諸型》 ・本能と知能 ・学習の種類 |
生物学の基礎知識 | 教科書P34から | |
《生活様式と社会類型》 ・生活と生活様式 |
生物学の基礎知識 | 教科書P43から | |
《生活様式と社会類型》 ・動物社会の構造と分業 |
生物学の基礎知識 | 教科書P46から | |
《生態学と人間の生活》 ・生物の分類 |
生物学の基礎知識 | 教科書P89から | |
《生態学と人間の生活》 ・植物分類 ・動物分類 |
生物学の基礎知識 | 教科書P94から | |
《生態学と人間の生活》 ・人間の生活が自然の動物群衆におよぼす影響 |
生物学の基礎知識 | 教科書P55から | |
《生態学と人間の生活》 ・人間の生活が自然の動物群衆におよぼす影響 |
生物学の基礎知識 | 教科書P56から | |
《生態学と人間の生活》 ・人間社会の内部における動物群衆の動態 |
生物学の基礎知識 | 教科書P60から | |
試験 ・試験問題は、上記学習内容に関するもの(レポートの課題含む)から出題します。 |