最終更新日:2024年4月16日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
教職課程

K055

国語科教育法Ⅳ

中学校・高等学校の国語科教員への道

単位条件

通信 1単位 面接 1単位

教員

長谷部 俊幸

履修条件

レポート課題提出後にスクーリングを受講すること。

到達目標

この科目は、中学校・高等学校国語科免許状取得を希望する者を対象に『学習指導要領 国語』に基づいて、国語科の内容、教材、学問領域の基礎的知識を理解し、その上で具体的な授業を想定して「学習指導案」を作成し、模擬授業を行ない、国語科授業の技能、方法を身につけるものである。

学習成果

『中学校・高等学校学習指導要領 国語』に基づいて、実地の授業に必要な知識、技能、方法を理解し「学習指導案」を作成し、模擬授業において、その技能、方法を身につけることができる。また、これらの経験に基づいて、国語科教育への研究、研鑽を続けることができる。

テキスト教材

冨山哲也編著『中学校 新学習指導要領の展開 国語』(明治図書)2017
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)国語編』(東洋館出版社)
文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)国語編』(東洋館出版社)

参考図書

高木展郎編著『中学校教育課程実践講座 国語』(ぎょうせい)2017

評価の要点

「学習指導案」の立案において、学習教材に対しての基礎的知識・認識を持っているかどうか。また『新 学習指導要領』の目的、趣旨、内容を理解、把握しているかどうか。

評価方法と採点基準

レポート課題及び面接授業、模擬授業などの成績に拠る。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

「学習指導案」は、学習材に必要な基礎的知識、認識に基づいて、その上で『新 学習指導要領』の趣旨に即して作成されることが望ましい。

レポート課題

提出数 1

第1課題

⚠通信1単位/面接1単位。1単位分のレポートを提出後、スクーリングを受講してください。

次のうち1つを選んで記述しなさい。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

下記の5項目の中から1つを取り上げ「単元」、「本時」(50分)を含む「中学校国語科学習指導案」を作成しなさい。その際、テキスト教材『中学校 新学習指導要領の展開 国語』P.162〜166の形式に準拠すること。形式、字数、内容は「中学校学習指導案」にふさわしいものとすること。

①部活動の魅力紹介(「話すこと・聞くこと」「書くこと」)
②今、社会の話題になっている事柄(「話すこと・聞くこと」「書くこと」)
③中学校生活で一番印象に残ったこと(「書くこと」)
④夏目漱石『坊ちゃん』(「読むこと」)
⑤森鴎外『高瀬舟』(「読むこと」)

第2設題

次の古典教材の中から1つを取り上げ「単元」、「本時」(50分)を含む「高等学校学習指導案」(科目「言語文化」)を作成しなさい。その際、テキスト教材『中学校 新学習指導要領の展開 国語』P.162〜166の形式に準拠すること。形式、字数、内容は「高等学校学習指導案」にふさわしいものとすること。

①『平家物語』
②『徒然草』
③『奥の細道』
④『論語』
⑤『唐詩選』

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編』第4章1 指導計画作成上の配慮事項 P.131〜137
『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 国語編』 第4章2、3 内容の取扱い

教材の配慮事項
P.138〜143
『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 国語編』第3章 各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い P.274〜282
冨山哲也編著『中学校 新学習指導要領の展開 国語』第4章 国語科の新授業プラン 第1学年の授業プラン P.122〜145
第2学年の授業プラン P.146〜169
第3学年の授業プラン P.170〜193
模擬授業。中学生の学校生活における体験の発表、まとめ 実地の模擬授業による研究
模擬授業。 中学生の社会や自然への問題意識の探求
模擬授業。 中学校・高等学校の教材による授業。「現代文」
模擬授業。 中学校・高等学校の教材による授業。 「詩歌」
模擬授業。 中学校・高等学校の教材による授業。「古典古文」
模擬授業。 中学校・高等学校の教材による授業。「古典漢文」
試験
レポート課題並びに面接授業後の模擬授業等の成績。