最終更新日:2024年4月16日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
教職課程

K054

国語科教育法Ⅲ

中学校・高等学校の国語科教員への道

単位条件

通信 2単位

教員

長谷部 俊幸

履修条件

なし

到達目標

この科目は、中学校・高等学校国語科免許状取得を希望する者を対象に『学習指導要領 国語』に基づいて、中学校・高等学校国語科の指導方法、教材研究の方法等を学習し、国語科教員としてふさわしい知識・技能を習得することを目的とする。

学習成果

『中学校学習指導要領 国語』における教科の「目標」「内容」に基づいて、各学年の「目標」「内容」及び「内容の取扱い」の重要事項を理解することができる。また、「高等学校学習指導要領 国語」における各科目の「目標」「内容」及び「内容の取扱い」の重要事項について理解することができる。また、国語科教員に求められる国語教育の「知識と技能」実践力を身につけることができる。

テキスト教材

冨山哲也編著『中学校 新学習指導要領の展開 国語』(明治図書)2017
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)国語編』(東洋館出版社)
文部科学省『高等学校学習指導要領(平成30年告示)国語編』(東洋館出版社)

参考図書

高木展郎編著『中学校教育課程実践講座 国語』(ぎょうせい)2017

評価の要点

新『学習指導要領 国語』の重要点を理解、把握しているか。『学習指導要領』に基づいた指導方法に留意しているか。

評価方法と採点基準

レポート課題合格後の科目終了試験で評価。科目終了試験は、レポート課題の趣旨を十分に理解、把握して臨むこと。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

『学習指導要領』の重要事項、たとえば「教科の目標」などは、しっかりと理解、把握しておくことが大切。

レポート課題

提出数 2

第1課題

次のうち1つを選んで記述しなさい。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

『中学校学習指導要領 国語』の第1「教科の目標」の内容を簡潔に説明し、それが各学年の「目標」「内容」「内容の取扱い」にどのように展開しているか、重要点を挙げて述べなさい。

第2設題

『中学校・高等学校学習指導要領 国語』における「言語活動」について、その重要性と望ましいあり方について、「学習指導要領」の趣旨に基づいて具体例を挙げて論述しなさい。(その際、中学校か高等学校かの別を明記すること)

第2課題

次のうち1つを選んで記述しなさい。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

中学校国語科の「指導計画作成上の留意点」について、全体及び各学年にわたって、その重要点を指摘し説明しなさい。

第2設題

「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 国語」における6つの科目について、その「目標」「内容」「内容の取扱い」について重要と思われる事項を挙げて説明しなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
『中学校学習指導要領』第2章第1節国語 第1目標 国語科の目標 『指導要領』及び『同 解説』の該当部分
『中学校学習指導要領』第2章第1節国語 第2「各学年の目標及び内容」〔第1学年〕 第1学年の目標及び内容
『中学校学習指導要領』第2章第1節国語 第2「各学年の目標及び内容」〔第2学年〕 第2学年の目標及び内容
『中学校学習指導要領』第2章第1節国語 第2「各学年の目標及び内容」〔第3学年〕 第3学年の目標及び内容
『中学校学習指導要領』第2章第1節国語 第3「指導計画の作成と内容の取扱い」 指導計画の内容と取扱い
『中学校学習指導要領』第2章第1節国語 第3「指導計画の作成と内容の取扱い」
『高等学校学習指導要領』第2章第1節国語 第1款 目標 高校国語科の目標
『高等学校学習指導要領』第2章第1節国語 第2款 各科目 各科目の目標、内容、内容の取扱い
『高等学校学習指導要領』第2章第1節国語 第2款 各科目
冨山哲也編著『中学校学習指導要領の展開』 第3章「指導計画の作成と内容の取扱い」 指導計画作成上の留意点 P.102〜103
P.104〜105
「話すこと・聞くこと」の留意点 P.106〜109
「書くこと」の留意点 P.110〜113
「読むこと」の留意点 P.114〜117
「知識及び技能」の留意点 P.118〜121
試験
科目終了試験で評価。科目終了試験はレポート課題を中心とした学習内容であり、それをしっかり把握し、理解しておくこと。