最終更新日:2024年4月23日
K047
社会科・公民科教育法Ⅰ
教壇に立ち授業をするとは何かを考えよう単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
①中学校社会科(公民的分野)、高等学校公民科(現代社会)の到達目標、学習内容、学習指導要領の趣旨を理解している。
②公民科の教員として現在必要とされている基本的な知識や資質を修得している。
③教材研究を率先して行い、その成果を学習指導案や授業に反映している。
学習成果
①公民科教育における到達目標、学習内容、学習指導要領の趣旨を説明できる。
②公民科教育に必要な基本的な知識を理解できる。
③学習指導案を作成し、それに基づいた授業を実践できる。
テキスト教材
島村勇二『社会科教育法I・II』(聖徳大学通信教育部)
『高校現代社会』(実教出版)2017
参考図書
①学習指導要領および解説(最新版:文部科学省ホームページよりダウンロード可)
②用語集(分からない用語や人名はその都度確認するようにしたい)
③資料集(写真や図表を見れば直面する問題に対する新たな地平が切り拓かれる)
④出版社の目録(名著の内容がコンパクトにまとめられている)
⑤図書館所蔵の関連書目(最高学府のレポートを仕上げるとき、テキスト教材の参照だけで終わらせてほしくない)
評価の要点
レポート結果をふまえ、科目終了試験で評価する。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
○レポート
・テキストを吟味熟読してください。
・レポート課題に従って、レポートを執筆してください。
・執筆時は、要点を的確に整理して、丁寧に論述してください。
○科目終了試験:テキスト教材から次の通り出題します。
・正誤問題10問(○×式の出題をします)
・穴埋め問題10問(空欄に適切な用語を書き込みます)
・論述問題1問(指示に従って論述してください)
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
レポートの提出にあたっては、テキスト教材を吟味熟読し、疑問点やさらに詳しく調べたい点があれば、大学図書館や最寄りの公共図書館(市
区町村立図書館を指します)などで関連する領域の書物を読む・調べるなどの作業(いわゆる “調べ学習”)を行ってください。私の拙い経験から、
そうした地道な努力の積み重ねによってしか実り豊かな成果は期待できないからです。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
新学力観(関心、意欲、態度)に立った社会科教育の実践例を探し、その主要な特徴をまとめ、その上で改善すべきところを報告してください。
第2課題
以下より1設題選択すること。
第1設題
テキスト教材などを参照して、日本国憲法の三大原則について説明してください。
第2設題
テキスト教材などを参照して、財政について説明してください。
備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
はじめにー公民、現代社会の目標ー | 現代社会の概要 | 復習30分 | |
公民科教育の歴史と課題 | 公民科教育の歴史 | 復習30分 | |
学習指導要領の検討① -現代社会の諸課題- | 指導要領の意義 | 復習30分 | |
学習指導要領の検討② -伝統と文化- | 指導要領の意義 | 復習30分 | |
指導計画の作成 | 指導計画の意義 | 復習30分 | |
授業の実践事例① -中学校公民的分野- | 授業方法 | 復習30分 | |
授業の実践事例② -高校現代社会- | 授業方法 | 復習30分 | |
体験的学習の導入① -新聞記事から少子高齢化を考える- | 少子高齢化 | 復習30分 | |
体験的学習の導入② -グローバル化とは何か- | グローバル化 | 復習30分 | |
学習指導案の作成① -学習指導案作成の基礎- | 指導案作成 | 復習30分 | |
学習指導案の作成② -学習指導案の分析と改善- | 指導案作成 | 復習30分 | |
教材研究① -中学校公民的分野- | 体験授業 | 復習30分 | |
教材研究② -高校現代社会- | 体験授業 | 復習30分 | |
指導案及び教材の分析と改善 | 指導案の修正 | 復習30分 | |
まとめ | 復習30分 | ||
試験 |