最終更新日:2024年4月16日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
教職課程

K042

道徳教育の指導法

道徳性育成のために

単位条件

通信 2単位

教員

吉本 恒幸

履修条件

なし

到達目標

①学校教育における道徳教育の基本的事項の理解
②指導案の書き方や指導の方法・技術の基礎の習得
③道徳教育の在り方について自分なりの考えをもつ

学習成果

主として学習指導要領解説に基づいて、学校教育における道徳教育の基本的な事項を確認します。また、指導案作成や授業の検討などを通じ
て、指導案の書き方や指導方法・技術の基礎・基本を学びます。
この他、道徳教育の歴史や子どもの発達の様子等、道徳教育に関する基礎的事項の学習を通じて道徳教育の在り方についての考えを深めてい
きます。
1.道徳教育に関する基礎的事項
2.学習指導要領における道徳教育の目標、指導計画等
3.「特別の教科道徳」(道徳科)の特質の理解と指導例
4.道徳教育の歴史(教育勅語に基づく戦前の道徳教育)
5.道徳教育の歴史(昭和33年「道徳の時間」の特設から平成27年「特別の教科道徳」へ)
6.道徳教育の充実を目指した家庭・地域社会との連携

テキスト教材

中学校『学習指導要領解説 総則編』(文部科学省)(平成29年3月告示)
中学校『学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』(文部科学省)(平成29年3月告示)

参考図書

・特に指定はないが、文部科学省のホームページは教育改革の動向を確認する上で参考になる。
・その他、レポートの書き方に関する文献も数多く市販されているので、参考にするとよい。

評価の要点

・科目終了試験で評価する。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート課題に合格した後、科目終了試験を受験し、その評価が60点以上であれば単位の認定となる。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・学習指導要領解説「特別の教科 道徳」編に目を通すことが重要である。

レポート課題

提出数 2

第1課題

⚠第1課題は、本校所定のレポートセットをご利用の上、ご提出してください。
● 選択設題の変更
再提出の場合、他の設題に変更されてもかまいませんが、変更したことを課題記述欄に明記してください。
● 一般的注意事項
誤脱字、句読点、文体などの文章の書き方や形式、通信教育の諸規定の遵守については、教職科目ということもあり、特に気を配ってください。
レポートを作成するには、それらしいところ一部だけを参考にするのではなく、少なくとも教科書と指導書の全体くらいは学んだ上で、選択した課題について叙述するようにしてください。2単位は、90分×15回の講義、プラス講義外学習が求められているものです。
また、参考・引用文献(この科目は教科書・指導書を除く)は、該当ページまで記してください。インターネット文献は、アドレス、ページ開設者名、チェック年月日、かつ該当部分をプリントアウトした資料を、必ず添えてください。
その他、他者のレポートを写し書きするなどの不正行為や規定違反は評価の対象としません。

いずれか1設題を選択

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

平成27年3月27日告示の学習指導要領の改定事項について、道徳教育及び特別の教科道徳について説明しなさい。

第2設題

道徳教育の指導計画及び学習指導案の作成について、その内容と留意点を説明しなさい。

第2課題

⚠第2課題は、本誌巻頭の「その他のレポート送付について」(巻頭⑥頁)により送付してください。

レポート内容について
第2課題の第2設題について
道徳授業の見学報告ですが、その批評をする場合、少なくとも学習指導要領等で示されている道徳授業の特質に照らし合わせてください。
見学した授業例の学習指導過程を振り返りながら、そのねらいや内容項目等を踏まえての、分析、考察、批評をしていただかなければなりません。単なる個人的な印象や感想、意見だけでは、レポートとして評価することはできません。
● 選択設題の変更
再提出の場合、他の設題に変更されてもかまいませんが、変更したことを課題記述欄に明記してください。
● 一般的注意事項
誤脱字、句読点、文体などの文章の書き方や形式、通信教育の諸規定の遵守については、教職科目ということもあり、特に気を配ってください。
レポートを作成するには、それらしいところ一部だけを参考にするのではなく、少なくとも教科書と指導書の全体くらいは学んだ上で、選択した課題について叙述するようにしてください。2単位は、90分×15回の講義、プラス講義外学習が求められているものです。
また、参考・引用文献(この科目は教科書・指導書を除く)は、該当ページまで記してください。インターネット文献は、アドレス、ページ開設者名、チェック年月日、かつ該当部分をプリントアウトした資料を、必ず添えてください。
その他、他者のレポートを写し書きするなどの不正行為や規定違反は評価の対象としません。

第2課題はより応用問題的課題であるが、次の2つのうちから1つだけを選び、教科書等を踏まえて述べなさい。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

道徳授業の特質を踏まえて学習指導案を作成しなさい(1単位時間分、学年は自由。またレポート指定字数や原稿用紙枠にこだわらず、適宜の形式でよいが、指導過程に関しては表にまとめるなど見易く工夫すること)。(パソコン印字でもよい)

第2設題

各地域で「開かれた学校」「心の教育、道徳教育の改善充実」を目指して行われている「道徳の公開授業」など、学校現場で行われている道徳の授業について、レポート(見学報告)しなさい。
*資料があればその写しも添付する。資料は指定字数外。見学した日時・場所を必ず明記すること。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
道徳教育に関する基礎的事項 基礎的知識 60分
道徳教育の歴史(教育勅語に基づく戦前の道徳教育)
道徳教育の歴史(「道徳の時間」から「特別の教科道徳」へ)
学習指導要領における道徳教育及び道徳科の目標、指導計画等
道徳教育と家庭・地域社会との連携
道徳授業で扱う教材の研究①
道徳授業で扱う教材の研究②
道徳授業で扱う教材の研究③
「特別の教科道徳」の指導法の研究①
「特別の教科道徳」の指導法の研究②
「特別の教科道徳」の指導法の研究③
指導案作成の要点整理① 基礎的知識 60分
指導案作成の要点整理②
指導案作成①
指導案作成②
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