最終更新日:2024年4月5日

1年次入学生:4年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
教職課程

K031

養護実習

養護教諭の職務「児童生徒の養護をつかさどる」体験学習

単位条件

面接 5単位

教員

小林 芳枝

履修条件

事前指導に出席するには、「養護概説」「学校保健(学校保健I)」「基礎看護学」のレポートが合格済みであること。
養護実習(看護実習を含む)に出るには、上記に加えて「養護概説」「学校保健(学校保健I)」「基礎看護学」「学校救急看護」を履修し単位がとれていること。

到達目標

大学で学んだ知識を教育現場において、実践的に展開をはかり、養護教諭としての専門的知識の習得と技能を高め、同時に教職に関する実践的・研究的能力と態度を養う。

学習成果

学校教育活動、学校組織、学校保健活動について理解を深めることができる。
子どもの健康問題に対して、養護教諭としての実践力を養うことができる。

テキスト教材

養護(臨地)実習のてびき(事前指導当日配付)
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

養護概説・学校保健I・学校保健II・健康相談活動・学校救急看護で使っている教科書
静岡県養護教諭研究会『養護教諭活動の実際』(東山書房)

評価の要点

養護教諭として必要な実践力を身につけることができたか。
・健康問題把握のための方法と手だて
・児童生徒の健康支援のための保健管理活動
・健康相談活動、健康教育を通して、児童生徒の健康の保持増進を図る

評価方法と採点基準

実習(提出物含む)及び実習指導で評価する。
事前指導の成果と科目履修状況を見て、養護実習を許可する。事前指導・事後指導の面接授業の評価と実習校の評価、実習ノート、提出レポート等を合わせて総合的に評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

事前・事後の面接授業を含めて、養護(臨地)実習の単位になっている。養護(臨地)実習に当たっては、実習校との連携を密にし、支障をきたさないようにする。事前指導・事後指導の参加に当たっては、準備提出するもの、持参するものについて確認すること。
実習先開拓は、原則として事前指導を受けてから行うこと。期間設定上やむをえない場合は、自学にて「実習の目的・目標」を学校の指導担当者にしっかり説明できるようにしてから開拓に当たること。事前指導の成果、履修状況によっては、開拓をしてもすぐには実習にでられないこともある。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
養護実習オリエンテーション 養護実習の意義・目的・内容・方法を理解する実習ノートの書き方・実習目標の作成 自己教育力 実習事前指導ス クーリング
養護活動
保健室の管理運営 保健室備品・医薬材料の取り扱い
保健管理能力
実践力
身につけた養護専 門科目を復習して 参加
健康診断・学校環境衛生実施方法 講義 保健管理能力
養護実践力
身につけた養護専 門科目を復習して 参加
健康診断・学校環境衛生実施方法 実習 保健管理能力
養護実践力
身につけた養護専 門科目を復習して 参加
健康観察・疾病・感染症予防
・健康観察 ・養護教諭の行う健康検診 ・学校感染症 ・感染症発生時の対応
保健管理能力
養護実践力
身につけた養護専 門科目を復習して 参加
基礎看護 感染予防の看護技術 バイタルサイン 医療的ケア 養護活動実践
基礎能力
身につけた養護専 門科目を復習して 参加
小児看護 子どもに多い病気 養護活動実践
基礎能力
身につけた養護専 門科目を復習して 参加
健康診断の実際とカウンセリング技法
・養護教諭の行う健康相談とは ・来室児童生徒への対応 ・記録のとり方
健康相談能力
保健室経営力
身につけた養護専 門科目を復習して 参加
保健指導・学習指導案検討(事前に準備し持参)グループワーク
保健だより・掲示物(事前に準備し持参)グループワーク
健康教育力 身につけた養護専 門科目を復習して 参加
まとめ
テスト
ポートフォリオの確認
養護実践力
文章構成能力
ポートフォリオを 記録し参加
実習ノートをまとめ、実習事後指導に参加し、実習を通して学んだことや反省点を発表。
実習報告会の進め方と準備
養護実践力 実習事後指導ス クーリング
実習報告会 プレゼンテーション能力 発表レジュメ提出
実習報告会 プレゼンテーション能力 参加者の発表から 学ぶ
実習報告会 プレゼンテーション能力 協力して発表会の 運営にあたる
「養護教諭の職務」グループ討議、まとめ
「養護教諭観」「実習を終えて」レポート
ポートフォリオ確認
仕事への責任感文章構成能力 ポートフォリオ記 録し参加
試験