最終更新日:2024年3月5日
K013
社会科教育法Ⅱ
中学校社会科教職への道単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
・この授業を受けることによって、中学校社会科授業の実際を学ぶことができる。
・中学校社会科三分野(地理・歴史・公民)について、必要な知識・指導方法等を身に付けることができる。
学習成果
・中学校社会科教員としての素養を培い、指導法の基礎を習得できるようにする。
・中学校社会科での指導案作成、教材開発、教材研究等々をとおして具体的な授業展開、指導方法の基礎が身に付くようにする。
・学習指導要領の歴史的変遷や改訂の動向についても理解する。
・教科書をめぐる諸問題についても検討する。
テキスト教材
文部科学省『中学校学習指導要領』2018
文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編』(東洋館出版社)
参考図書
全国社会科教育学会編『社会科教育実践ハンドブック』(明治図書)2013
評価の要点
・テーマを明らかにし1600字で序論―本論―結論での展開を意識して作成する
・論理的に矛盾していないか、誤字・脱字等については充分吟味して提出のこと
・インターネット・関係文献の丸写しは再提出を求めます。
・使用した文献・URLは出典を必ず明記する。
評価方法と採点基準
・レポート合格後の科目終了試験で評価する。
・レポート課題に合格した後、科目終了試験を受験し、その評価が60点以上であれば単位の認定となる。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
授業外学修としては、教育課題等の事例として参考図書や新聞記事等々を精読し、現代社会に関する認識を深め、レポート課題等の作成にあてること。
レポート課題
提出数 2第1課題
いずれか1設題を選択
第1設題
「社会科の授業づくり」として国際理解教育を踏まえて、国際理解教育の現状と課題についてまとめなさい。
第2設題
「社会科の授業づくり」として現代社会と時事問題を踏まえて、具体的な新聞記事等の事例を用いた教材案をまとめなさい。
第2課題
次の 1 ~ 3 の範囲から模擬授業を想定した「学習指導案」を一つ作成しなさい
【パソコン印字が望ましい。様式、分量は自由(各教育委員会HP等参照)】
第1設題
中学校地理的分野
第2設題
中学校歴史的分野
第3設題
中学校公民的分野
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
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中学校社会科の授業づくり① 国際理解教育 | 国際理解教育について学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業づくり② 多文化学習 | 多文化学習について学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業づくり③ グローバル教育 | グローバル教育の課題について学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業づくり④ 身近な地域のフィールドワーク | フィールドワークの課題について学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業づくり⑤ 現代社会と時事問題 | 現代社会と時事問題について学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業づくり⑥ 情報機器の活用 | 情報機器の活用と授業づくりについて学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業づくり⑦ 動画資料の有効活用 | 動画資料の有効活用と授業づくりについて学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業評価① 学習指導案作成 | 模擬授業を想定した学習指導案の作成について学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業評価② 評価規準作成 | 模擬授業単元の評価規準を作成する | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業評価③ 評価問題作成 | 模擬授業単元の評価問題を作成する | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業力向上① | PDCAサ イ ク ル による授業力の向上について学ぶ | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業力向上② | 求められる教師像の変化と授業力向上について考察する | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業力向上③ | 求められる教師像の変化と授業力向上について考察する | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業力向上④ | 求められる教師像の変化と授業力向上について考察する | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
中学校社会科の授業力向上⑤ | 求められる教師像の変化と授業力向上について考察する | 中学校学習指導要領 解説 社会編 | |
試験 試験は15回の教育内容から出題します。 教育内容に基づき多面的考察と論理的展開(序論―本論―結論)を期待します。 深い理解と自分の意見をしっかりと書くこと。 |