最終更新日:2024年3月12日
1年次入学生:3年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
教職課程
K011
書道科教育法Ⅱ
小中高の書写書道教育の内容と教育技術を学ぶ。単位条件
通信 2単位教員
長野 竹軒
履修条件
なし
到達目標
中学校の書写、高等学校芸術科書道の教員免許状取得をめざす人のために、書写・書道の指導法について、基礎的・基本的事項を配慮して、次第に高度なものへと進める。
学習成果
1.書写の基本を身につける。
2.高等学校に於ける芸術科書道の位置づけとその内容を理解する。
3.芸術科書道の各科目(I、II、III)の目標と指導方法を理解する。
4.国語科における文学・書写指導の意義と指導方法を身につける。
5.古典の鑑賞、臨書の意義と創作(書の諸形式)について理解する。
テキスト教材
『大学書写書道教育』(第一法規)
参考図書
文部科学省『高等学校学習指導要領解説・芸術編(平成30年3月告示)』(教育図書)
評価の要点
・積極的にとりくんでいるか。
・教師となるためのあらゆる知識と技術を探求する心構えがあるか。
・教師となるための自覚があるか。
評価方法と採点基準
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート課題に合格した後、科目終了試験を受験し、その評価が60点以上であれば単位の認定となる。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
小・中学校国語科書写、高等学校芸術科書道の指導の意義と指導方法をよく理解してほしい。
レポート課題
提出数 2第1課題
縦書き手書きのみ
[1600]
第1設題
小・中学校における「書写」と高校における「書道」の学習目標の違いを述べよ。
また、中学校の「書写」から高校の「書道I」に移行する時に注意すべき点について述べよ。
第2課題
縦書き手書きのみ
[1600]
第1設題
示範、板書、批正の意義、及び留意すべき点について述べよ。
また、評価の意義について述べよ。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
《毎回の授業タイトル》学習指導の展開の工夫 《授業内容》示範の範囲と方法 |
書写書道教育の内容と指導方法について理解する。 | 予習のみ該当範囲 に目を通す。 | |
《毎回の授業タイトル》批正の意義と方法 《授業内容》作品掲示の種類 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》教育機器の活用 《授業内容》機器の種類 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》書写の基本 《授業内容》姿勢・執筆 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》評価法 《授業内容》評価力の育成 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》文房具について 《授業内容》文房四宝 |
必携用具について理解を深める。 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》用筆・運筆 《授業内容》点画の形 |
字形指導の意義と方法について理解する。 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》字形指導の方法 《授業内容》点画の組み立て方 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》筆順指導 《授業内容》筆順とは、気脈の貫通 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》中学校書写の行書指導 《授業内容》点画の省略・連続 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》芸術科書道の内容とその取り扱い 《授業内容》書道の各科目の目標 |
芸術科書道について理解する。 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》書写書道指導の実践 《授業内容》基本点画 |
実技指導の方法と実技力を深める。 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》漢字 《授業内容》楷書・行書・草書・隷書・篆書 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》仮名 《授業内容》平仮名・片仮名 |
〃 | 〃 | |
《毎回の授業タイトル》漢字仮名交じり文 《授業内容》楷・行・草 |
〃 | 〃 | |
試験 |