最終更新日:2024年7月10日
D128
こころとからだのしくみⅡ
要介護者の生活場面に合わせたこころとからだのしくみ単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
要介護者の人生・生活面に合わせたこころとからだのしくみについて知識を習得し、論理的・多面的に考え、判断しながら課題解決ができる。
学習成果
・食事、入浴・清潔保持、排泄、睡眠について、そのしくみと機能低下がもたらす影響を概説できる。
・「死」にかかわる心身の変化を説明でき、終末期ケアにおける介護職の役割が例示できる。
・課題を考えてわかりやすくまとめることができる。
テキスト教材
介護福祉士養成講座編集委員会『新・介護福祉士養成講座14こころとからだのしくみ』(中央法規出版)2014
参考図書
小板橋喜久代、松田たみ子『最新介護福祉全書12こころとからだのしくみ』(メヂカルフレンド社)2014
評価の要点
・レポートについては、課題を的確にとらえ、参考文献を踏まえてまとめているかで評価します。
・科目終了試験については、必要な知識が習得できているかで評価します。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート課題合格の後、科目終了試験を実施する。
採点基準については、評価の要点のとおりとする。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
・ レポートは、テキストを繰り返し読み、わかりにくいところは別の書籍などで調べるなどの努力をしてください。テキストの丸写しではなく、
自分なりに整理して書いてください。
・科目終了試験前には、各授業のポイントを押さえられるよう、テキストの演習(各章、各節にある)を必ず行ってください。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
2設問とも答えなさい。
① 摂食・嚥下の5分類の名称をあげ、それぞれどういう特徴があるか説明してください。800字
② 尿失禁の種類をあげ、それぞれの特徴を説明してください。800字
第2課題
第1設題
睡眠不足が心身に及ぼす影響と、睡眠を促す環境について説明してください。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
食事に関連したしくみ①食事のしくみ | 食事の意義としくみの知識 | テキスト 5章1節 | |
食事に関連したしくみ②心身の機能低下が食事に及ぼす影響 | 食事の機能低下の知識 | 5章2節 | |
食事に関連したしくみ③変化の気づきと対応 | 食事に関する観察ポイント | 5章3節 | |
入浴・清潔保持に関連したしくみ①入浴・清潔保持のしくみ | 入浴・清潔保持の意義としくみの知識 | 6章1節 | |
入浴・清潔保持に関連したしくみ②心身の機能低下が入浴・清潔保持に及ぼす影響 | 入浴・清潔保持の機能低下の知識 | 6章2節 | |
入浴・清潔保持に関連したしくみ③変化の気づきと対応 | 入浴・清潔保持の観察ポイン | 6章3節 | |
排泄に関連したしくみ①排泄のしくみ | 排尿と排泄のしくみの知識 | 7章1節 | |
排泄に関連したしくみ②心身の機能低下が排泄に及ぼす影響 | 排泄の機能低下の知識 | 7章2節 | |
排泄に関連したしくみ③変化の気づきと対応 | 排泄に関する観察ポイント | 7章3節 | |
睡眠に関連したしくみ①睡眠のしくみ | 睡眠の意義としくみの知識 | 8章1節 | |
睡眠に関連したしくみ②心身の機能低下が睡眠に及ぼす影響 | 睡眠の機能低下の知識 | 8章2節 | |
睡眠に関連したしくみ③変化の気づきと対応 | 睡眠に関する観察ポイント | 8章3節 | |
死にゆく人に関連したしくみ①「死」を理解する | 死の定義、ターミナルケアの要点 | 9章1節 | |
死にゆく人に関連したしくみ②終末期から「死」までのこころとからだの変化と特徴 | 終末期の心身の変化の知識 | 9章2節3節 | |
死にゆく人に関連したしくみ③医療職との連携ポイント | 終末期に関わる職種と連携の要点 | 9章4節 | |
試験 科目終了試験を行います。 |