最終更新日:2024年2月26日
D124
食品学
食品成分と健康な食生活単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
食品類の分類および食品のもつ機能を通して、食品についてその特徴を知り、日常の食生活に活かせるようになることを目標とする。
また、社会環境の変化や日進月歩の技術革新のある現在、食品に関する様々な事項が存在する。
そこで、変わることのない重要である食品学に関する基礎知識を中心に学び、将来社会で活動するに当たり、客観的に判断を下せる広い視野と専門性を有した実践力のある人材育成能力を養うことを目標とする。
学習成果
1.食品の分類について概説できる。
2.食品成分表について概説できる。
3.食品の一般成分水分(炭水化物、脂質、タンパク質、無機質、ビタミン)について概説できる。
4.食品の嗜好成分(食品の色、食品の味、食品のにおい、食品のテクスチャー)について概説できる。
5.食品の官能検査、食品中の機能成分、食品中の有害物質について概説できる。
6.食品の加工、調理による変化について概説できる。
7.植物性食品(穀類、イモ類、豆類、種実類、野菜類、果実類、キノコ類、海草類)について概説できる。
8.動物性食品(食肉類、乳および乳製品、卵類、魚介類)について概説できる。
9.食用油脂、コンビニエンス食品、調味料および嗜好食品について概説できる。
10.微生物利用食品、これからの食生活について概説できる。
テキスト教材
甲斐達雄・石川浩哉編『最新食品学 総論・各論』(講談社)2017
参考図書
1.(公社)日本フードスペシャリスト協会編『食品学I-食品の成分と機能-』(建帛社)
2.(公社)日本フードスペシャリスト協会編『食品学II-食品材料と加工、貯蔵・流通技術-』(建帛社)
評価の要点
レポートの評価の要点:テキストをよく読んできちんと理解をしたうえで、設問に的確に答える内容のレポートを書いてください。
試験の評価の要点:設問に的確に答える内容を、文章で正しく書いてある答案が評価されます。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価します。
レポートはテキストをよく読んできちんと理解をしたうえで、設問に答える内容のレポートが評価されます。
すなわち、しっかり勉強したうえで書いたレポートが、評価されます。勉強せずに教科書の部分を写したようなレポ-トは、評価が低くなります。
試験は、設問に答えるべく必要な内容を、正しく書いてある答案が評価されます。必要内容が少ない場合は評価が低くなります。
必要内容が6割未満なら、不合格となります。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
テキストを良く読んで、理解をし、納得いくまで、勉強してからレポートを書いて下さい。
レポート課題
提出数 2第1課題
第1設題
植物性食品および動物性食品を分類し、食品群の栄養的特徴、特異成分を具体的な食品例をあげて解説せよ。
第2課題
第1設題
食品の一般成分、食品の嗜好成分および食品の機能成分を分類し、これらの成分について具体的な食品例をあげて重要事項を解説せよ。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
食品の種類と分類 | 食品の種類と分類 | 1〜5頁 学習時間1〜2時間 | |
食品成分表 | 食品成分表 | 6〜17頁 学習時間1〜2時間 | |
食品の一般成分1(炭水化物) | 炭水化物 | 18〜36頁 学習時間1〜2時間 | |
食品の一般成分2(脂質、タンパク質) | 脂質、タンパク質 | 36〜56頁 学習時間1〜2時間 | |
食品の一般成分3(無機質、ビタミン、核酸、水) | 無機質、ビタミン、核酸、水 | 57〜75頁 学習時間1〜2時間 | |
食品の嗜好成分1(食品の色、食品の味) | 食品の色、食品の味 | 76〜90頁 学習時間1〜2時間 | |
食品の嗜好成分2(食品のにおい、食品のテクスチャー) | 食品のにおい、食品のテクスチャー | 91〜96頁 学習時間1〜2時間 | |
食品の官能検査、食品中の機能成分、食品中の有害物質 | 食品中の機能成分、食品中の有害物質 | 96〜111頁 学習時間1〜2時間 | |
食品の加工、調理による変化 | 食品の加工、調理による変化 | 112〜126頁 学習時間1〜2時間 | |
植物性食品1(穀類、イモ類、豆類、種実類) | 穀類、イモ類、豆類、種実類 | 127〜142頁 学習時間1〜2時間 | |
植物性食品2(野菜類、果実類、キノコ類、海草類) | 野菜類、果実類、キノコ類、海草類 | 142〜162頁 学習時間1〜2時間 | |
動物性食品1(食肉類、乳および乳製品) | 食肉類、乳および乳製品 | 163〜179頁 学習時間1〜2時間 | |
動物性食品2(卵類、魚介類) | 卵類、魚介類 | 180〜193頁 学習時間1〜2時間 | |
食用油脂、コンビニエンス食品、調味料および嗜好食品 | 食用油脂、コンビニエンス食品、調味料および嗜好食品 | 194〜225頁 学習時間1〜2時間 | |
微生物利用食品 | 微生物利用食品、これからの食生活 | 226頁 学習時間1〜2時間 | |
試験 全範囲から出題 |