最終更新日:2024年4月16日
D114
医学一般Ⅰ
社会福祉士、精神保健福祉士にとって必要な医学、医療の基本的知識を学ぶ。単位条件
通信 1単位 面接 1単位教員
履修条件
なし
到達目標
保健・医療など他業種と連携を図りながら、福祉社会づくりに貢献できる人材を育成する。その目的のため、医学、医療の基礎知識を身につけることで、医師、看護師や保健師などの保健医療従事者と良好なコミュニケーションをとり、チームとして対象者に適切な対応ができるようになると期待される。
学習成果
1.人の成長・発達と老化について理解することができる。
2.身体構造と心身の機能を学ぶことで、疾病や障害についての理解を深めることができる。
3.疾病の概要を学ぶことで、社会福祉などの対象者にチームとして適切な対応ができる。
4.障害の概要を学ぶことで、社会福祉などの対象者にチームとして適切な対応ができる。
5.リハビリテーションの概要を学ぶことで、対象者のリハビリテーションをより効果的に行うための適切な対応ができる。
6.国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要を学ぶことで、対象者にチームとして適切な対応ができる。
7.健康のとらえ方を学ぶことで、日本における公衆衛生の課題を理解し、福祉社会づくりに貢献できるようになる。
テキスト教材
社会福祉士養成講座編集委員会編集『新・社会福祉士養成講座1 人体の構造と機能及び疾病 第3版』(中央法規出版)2016
評価の要点
レポートは、課題の意図を的確に理解し、テキストやインターネットなどで調べ、理解しやすい表現で記述して下さい。テキスト全体を理解した上で、個人的な意見を述べるのではなく、根拠に基づいて課題に適切に答えているかを評価する。
スクーリングの授業ごとに振り返りシートを提出し、それにより授業内容の理解度を評価する。また最後の授業で試験を行い、スクーリング全体の理解度を評価する。
評価方法と採点基準
レポート・スクーリング両方が合格後、総合的に評価する。
レポートは、過不足無く課題に対応できていればB、優れた内容であればA、非常に優れていればSとする。やや過不足はあるものの、必要最低限の内容であればC、基準に達しない場合Dとなる。スクーリングでは、授業ごとに提出される振り返りシートを20%、また最後の試験を80%として評価する。必要なフィードバックは在学生向けホームページに掲載する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
インターネット上に散見される既存のレポートのコピー&ペーストなどと判断されるレポートは、無条件で「D」評価となりますので、そのような疑いがもたれることのないようにしてください。またレポートが「再提出」と評価された場合は、その際の「講評」をよく読んで、その指示に従って書き直すようにして下さい。二度三度と同じ指摘を受ける例も見受けられます。
レポート課題
提出数 1第1課題
⚠通信1単位/スクーリング1単位。
第1設題
(公衆衛生の現状について)
団塊の世代(約700万人)が後期高齢者(75歳以上)に到達する2025年を前に、わが国の公衆衛生において優先されるべき課題を2つあげ、選択理由を含め、その対応策について論ぜよ。