最終更新日:2024年4月8日

1年次入学生:4年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科

D113

精神保健福祉援助実習

精神保健福祉の現場で学ぶ

単位条件

面接 5単位

教員

向井 智之 久米 知代

履修条件

精神保健福祉援助実習指導(事前指導)を履修者であること。

到達目標

精神保健福祉援助実習を通して、①精神保健福祉援助に係る実践的な知識、技術の理解を深め、②精神保健福祉士の資質、技能、倫理、自己に求められる課題把握等、総合的に対応できる能力を身につけていく。

学習成果

精神保健福祉援助実習指導を受けて、定められた実習施設・機関において精神保健福祉援助実習を行う。
1.精神保健福祉援助実習は4年次に2回に分けて実習を行う。
2.また各実習期間を前期、中期、後期に分け、それぞれの時期に合わせた実習を行う。
・前期では、実習施設・機関や利用者(患者)、精神保健福祉士などの理解に努める。
・ 中期では、精神保健福祉士の業務を通じて、相談援助における留意点、職業倫理、就業に関する理解等を把握するとともに、利用者(患者)との関係性の理解を深める。
・後期では、相談援助を通じた支援計画の立案、ケアマネジメント等に関する留意点、地域移行・地域支援等を理解することに努める。
3.学生は必ず実習指導担当教員の巡回指導を受ける。巡回指導の内容は以下の通り。
・利用者(患者)及び実習先の施設・機関の理解について
・利用者(患者)へのコミュニケーション技法などの理解について
・相談援助活動におけるアセスメントやプランニングの理解について
・利用者(患者)の権利擁護への理解について
・チームアプローチ、他施設・機関とのネットワーキングに関する理解について
・地域ニーズの把握や、アウトリーチ、社会資源の調整に関する理解について

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
実習指導で配付の「精神保健福祉援助実習の手引き」、「精神保健福祉援助実習ノート」を使用予定。

評価の要点

精神保健福祉援助実習評価票に基づき評価します。

評価方法と採点基準

実習(提出物含む)及び実習指導で評価します。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

現場実習に行くためには、事前指導を受ける必要があります。また現場実習終了後は、事後指導を受ける必要があります。つまり、事前指導→現場実習→事後指導で、精神保健福祉援助実習は完結することになります。
実習指導のみ、現場実習のみを履修することは出来ませんので注意して下さい。
現場実習は原則210時間以上(28日以上)、2施設での実習になります。うち精神科医療機関で90時間以上(12日間以上)、障害福祉サービス事業所等で120時間以上(16日以上)の実習を行います。