最終更新日:2024年1月24日
1年次入学生:2年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科
D096
社会福祉援助技術総論Ⅰ
相談援助の方法単位条件
通信 2単位教員
久米 知代
履修条件
なし
到達目標
相談援助の歴史的発展過程を理解し、ソーシャルワークの専門性を実践に結びつけて考えることができる。
学習成果
相談援助の専門性を正しく理解し、実践に結びつけることができる。
テキスト教材
新・社会福祉士養成講座『相談援助の基盤と専門職』(中央法規)
参考図書
太田義弘『ソーシャルワーク実践とエコシステム』(誠信書房)
評価の要点
・テキストをしっかり読み、内容が的確に理解されていること。
・レポートは、教科書や参考書の丸写しではなく、自分の考えをまとめてお書きください。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価します。
レポート:社会資源をどのように活用して行くのか、歴史的過程を追いながら、対象者の捉えられ方の視点からも考えてみてください。
科目終了試験: クライエントの捉え方を中心に、○×方式の設問では全般的な知識を問います。又、記述形式の設問では学習した知識を自分の言葉で的確に論述できるかを評価します。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
・テキスト教材の中の専門用語は、自分のことばで説明できるように、しっかり身につけてください。
・理論を実践に生かす具体的な方法を考えながら学習してください。
レポート課題
提出数 2第1課題
横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]
第1設題
ソーシャルワークはどのような過程を経て発展してきたか、また、その過程で対象者は人間としてどのように捉えられてきたか説明しなさい。
第2課題
横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]
第1設題
ソーシャルワークを実践していく場合、留意すべき点は何か。ジェネラリスト・ソーシャルワークの視点から述べなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
社会福祉士の役割と意義 | 社会福祉士法の理念。 | 1章 | |
地域社会に関るソーシャルワーカー | 地域社会の範囲。 | 1章 | |
相談援助の定義 | 相談援助の基礎。 | 2章 | |
相談援助の構成要素 | システムとニーズ。 | 2章 | |
相談援助の歴史(Ⅰ) | 確立期から世界恐慌まで。 | 3章 | |
相談援助の歴史(Ⅱ) | 発展期から現代まで。 | 4章 | |
ジェネラリストソーシャルワークとは | ソーシャルワークの統合化。 | 5章 | |
相談援助の理念(Ⅰ) | クライエントの価値とその実現について。 | 5章 | |
相談援助の理念(Ⅱ) | クライエントの観点。 | 6章 | |
専門職倫理と倫理的ジレンマ | 倫理綱領の活用。 | 7章 | |
相談援助の全体像 | 地域を背景とした総合的援助。 | 8章 | |
相談援助を支える理論 | ジェネラリストソーシャルワーク他。 | 9章 | |
専門職の概念と範囲 | ソーシャルワークの専門性。 | 10章 | |
クライエントと社会資源の捉え方 | 両者の接触点。 | 11章 | |
事例研究 | 事例から実践を学ぶ。 | 事例分析による専門性 | |
試験 クライエントを正しく捉える方法、相談援助の全般的問題。○×問題含む。 |