最終更新日:2024年4月5日
D026
形態別介護技術Ⅰ
「高齢者や障がい者の生活とは」「その人らしく生きるとは」を自分の言葉で言えるようになる単位条件
面接 1単位教員
履修条件
なし
到達目標
「高齢者や障がい者の生活とは」何を意味するのかを、高齢者や障がい者の方の生活の一端(視聴覚教材や具体例を活用して説明を行う)を知り、その後、グループで意見交換を行い自分の考えを明確にする。「その人らしく生きるとは」どういうことなのか、プレゼンテーション(【生活の中での自分らしさを発表】【他者の、その人らしさを聴く】)を通して介護対象者のその人らしさを理解し、課題を発見・設定する能力を有する。
学習成果
●高齢者や障がい者の生活の一端を知り、生活支援の視点で福祉サービス従事者の役割を述べることができる。
・福祉サービス従事者として仕事をする際、生活支援の視点で判断できることが期待される。
・一般的に人と関わる場合に、その方を知る上で様々な方向から理解しようとする姿勢が身につく。
●一般的な高齢者や障がい者の特徴を理解し、事例の人物に起こっていることを分析できる。
・情報から分析をする一連の流れが理解できる。 ・問題解決能力を身につけることが期待される。
●介護ケアの実際をイメージし、介護対象者との関わりで留意する点を示すことができる。
・福祉サービス従事者として仕事をする際、介護対象者に合った関わりに近づくことが期待される。
・身近な人との関わりに、配慮できることが増える可能性が期待される。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
参考図書
スクーリング時に、学びを深めるための参考書を提示
評価の要点
スクーリングでは、高齢者や障がい者の生活をどう把握したか、また、自分はどのように関わろうと考えるか表現をすることに主眼をおきます。
●グループワークでは、参加姿勢を重視します。
●プレゼンテーション(発表)では、自分の考えを伝える努力をしてください。
●スクーリングの最終時間に、試験を行います。高齢者や障がい者の特徴理解や、介護する上での関わり方を記述して頂きます。
評価方法と採点基準
スクーリングにて評価します。
グループワーク(採点30%):意見交換ができていることを重視します。
プレゼンテーション(採点20%):発表態度、自分の考えを伝えているかを重視します。
試験(採点50%):高齢者や障がい者の特徴、介護する上での関わり方などを、記述式で問います。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
スクーリングでは、グループでの話し合いやプレゼンテーション(発表)がありますが、これは自由な意見交換を通して自分の考えを整理していこうという主旨のものです。
楽しく学修できるようプログラムを組んでおりますので、気負わずに参加してください。
日頃から、新聞やニュースで高齢者や障がい者を取り巻く状況に関心を持って過ごしてください。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
生活支援とは | 生活支援の意味が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
高齢者の身体的特徴 | 高齢者の身体的特徴が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
高齢者の精神的・社会的特徴 | 高齢者の精神的・社会的特徴が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
高齢者に多い疾患1 | 疾患予防の方法が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
高齢者に多い疾患2 | 疾患を抱えた高齢者の状況が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
高齢者の日常生活と介護 | 生活支援の視点が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
認知症高齢者の介護 | 認知高齢者の感情が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
障がい者の定義 | 障害者総合支援法の目指すものが分かる | スクーリング時配布の資料 | |
身体障害1 | 先天的・後天的障害、難病を知る | スクーリング時配布の資料 | |
身体障害2 | 生活をイメージし、関わりを考えられる | スクーリング時配布の資料 | |
知的障害1 | 知的障害の定義、特徴が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
知的障害2 | 知的障害者との関わり方を知る | スクーリング時配布の資料 | |
精神障害1 | 精神障害の定義が分かる | スクーリング時配布の資料 | |
精神障害2 | 精神障害者の感情をイメージできる | スクーリング時配布の資料 | |
まとめ | 学んだことを自分の言葉で記述できる | スクーリング時配布の資料 | |
試験 スクーリング最終時間に、筆記試験を実施します。スクーリング時は、自分の考えをまとめながら受講してください。 |