最終更新日:2024年4月5日
1年次入学生:2年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
児童学部 児童学科
C217
子どもの理解と援助
保育実践に役立つ子どもを見る豊かな目をもつ単位条件
面接 1単位教員
村田 カズ
履修条件
なし
到達目標
1.保育実践において、1人ひとりの子どもの発達や学びを把握できる。
2.子どもの体験や学びの過程において、子どもに対して共感的理解ができる。
3.子どもを理解する方法を身につけている。
4.保育士として、1人ひとりに適切な援助ができる。
学習成果
1.保育士として、1人ひとりの子どもの発達と学びの状況を正しく把握できる。
2.子どもの体験や学びの状況で、観察・記録・省察・評価できる。
3.保育実践において、適切な援助ができる。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
※スクーリングでは次のテキストを使用予定です。
相良順子・村田カズ・大熊光穗・小泉左江子著『保育の心理学 第3版 子どもたちの輝く未来のために』(ナカニシヤ出版)2019
参考図書
相良順子・宮本友弘編著『保育の現場で役立つ心理学』(アイ・ケイコーポレーション)2018
評価の要点
保育現場で1人ひとりの子どもの行動を観察し記録することは子どもを理解する上で重要であるが、省察評価するには発達に関する知識も必要である。また1人ひとりに適切な援助をするには個人差への配慮も必要であることを学ぶ。
評価方法と採点基準
スクーリングでは、発達に関する心理学知識を身につけ、いろいろな子どもの発達や学びの様子を観察する。子どもの行動に対する理解を深めた上で、適切な援助について考える。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
子どもの行動に関心をもち、行動観察をしてみて下さい。さらになぜこのような行動をするのか、何歳位なのか、考察してみましょう。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス | 30分 | ||
保育における子どもの理解の意義 | 子ども観を知る | 1時間 | |
子どもにの理解に基づく養護及び教育の一体的展開 | 保育所保育指針を知る | 30分 | |
子どもに対する共感的理解と子どもの関わり | 共感的理解 | 30分 | |
子どもの生活や遊び | 生活とは 遊びとは |
30分 | |
保育の人的環境としての保育者と子どもの発達 | 動機づけ | 30分 | |
子どもの相互の関わりと関係づくり | 葛藤・つまづき | 30分 | |
集団における経験と育ち | 個人と集団 | 30分 | |
保育の環境の理解と構成・移行 | 環境・移行 | 30分 | |
子どもと理解する方法:観察記録 | 観察・記録 | 30分 | |
子どもと理解する方法:省察評価 | 省察評価 | 30分 | |
職員間の対話と保護者との情報の共有 | 情報共有チームワーク | 30分 | |
特別な配慮を要する子どもの理解と援助 | 障害・気になる行動 | 30分 | |
発達の連続性と就学への相談 | 就学・保幼小 | 30分 | |
まとめ | 30分 | ||
試験 |