最終更新日:2024年3月14日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
児童学部 児童学科

C216

子ども家庭支援の心理学

子どもとその家庭を包括的にとらえる視点をもつ

単位条件

通信 2単位

教員

村田 カズ

履修条件

なし

到達目標

1.生涯発達に関する心理学の知識をもち、子どもや保護者の問題を理解することができる。
2.子育て家庭をめぐる社会的状況と課題について理解し、多様な家庭と親子関係・家族関係の問題点を把握し、ニーズに合った支援ができる。
3.子どもの心の健康について、発達や生育環境との関係でとらえて理解し対応できる。

学習成果

1.保育士として必要な子ども家庭支援の専門的知識を身につけることができる。
2.具体的な事例について、「何か問題なのか」「どうすればよいのか」という考える力がつく。
3.保護者への理解が深まり、その支援の意義を知り、適切な対応ができる。
4.子どもの精神保健に関する知識を身につけ、気になる行動について正しい理解と対応ができる。

テキスト教材

相良順子・小泉左江子編『子ども家庭支援の心理学』(ナカニシヤ出版)2020(ISBN 978-4-7795-1475-3)

評価の要点

現代の子ども家庭支援に関する諸問題に関心をもち、子どもや保護者を理解するための心理学知識を習得していること。課題や問題に対してわかりやすくポイントを説明し、対応や支援について自分なりに考えていること。

評価方法と採点基準

レポートは、形式上 序論-本論-結論 の構成になっていること。内容は見出しをつけ、箇条書きなどポイントをわかりやすく整理し、できれば具体的な例をあげて説明するとよい。参考文献は2点以上読むこと。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

子どもや子育て家庭をめぐる社会的状況やニーズなどに関心をもって下さい。

レポート課題

提出数 2

第1課題

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

生涯発達に関する心理学理論を1つあげて、各発達段階の発達課題と心の健康上の問題について述べよ。

第2課題

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

子育て家庭をめぐる現代の社会的状況と課題について、心理学的に考察せよ。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス
子ども家庭支援と保護者の役割
保護者の役割
ニュースを見る
(1時間)テキストの目次見る
乳幼児期から学童期にかけての発達の特徴 生涯発達・初期経験 1の1を読む
(1時間)
思春期から学童期にかけての発達の特徴 大人になることとは? 1の2を読む
(1時間)
成人期から高齢期の発達の特徴 成人・老人になることとは? 1の3を読む
(1時間)
家族・家庭と親子関係・家族関係 家族とは何か・親子関係 2の1を読む
(1時間)
子育て経験と親としての育ち 親になること 2の2を読む
(1時間)
子育て家庭を取り巻く社会的状況 子育て家庭と社会的環境 3の1を読む
(1時間)
ライフコースと仕事・子育て ワークライフバランスとは 3の2を読む
(1時間)
多様な子育て家庭への支援 育児不安 3の3を読む
(1時間)
特別な配慮を必要とする家庭への支援 虐待・外国籍家庭 3の4を読む
(1時間)
子どもを取り巻く生活環境と心身の健康 基本的生活習慣・安全管理 3の5を読む
(1時間)
子どもの心と健康 子どもの精神衛生 4の1を読む
(1時間)
子どもの問題(ことば、くせ、行動) 発達障害 知的障害 4の2を読む
(1時間)
保育者の役割 子どもの心の健康と保育者 4の3を読む
(1時間)
まとめ 保護者の役割 復習
(1時間)
試験