最終更新日:2024年3月13日

1年次入学生:3〜4年 3年次編入学生:3~4年 短期大学部:-
児童学部 児童学科

C159

音楽実技Ⅱ(2017年度以降入学生用)

単位条件

面接 2単位

教員

余村 聡次郎(音楽実技担当教員)

履修条件

「初等教科研究・音楽実技I」または「音楽実技I」が単位修得済み(見込み)であること。

到達目標

①幼児・児童の教育現場で求められるピアノ演奏技術、表現法を充実させ発展させる。
②「音楽実技I」から繋げてピアノ演奏の応用力を身につける。
③音楽的な感性、創造性の獲得を通して豊かな人間性を培い、現場で使える豊かな音楽力を養う。
④子どものうたを曲の表情に合わせて表現する力を身につける。
⑤マーチやスキップなど、子どもの動きに合わせて演奏する力を身につける。

学習成果

①小学校学習指導要領、幼稚園教育要領、保育所保育指針の領域(表現)のねらい、内容等を明確に述べることができる。
②幼児、児童の教育現場で求められるピアノの基礎的な演奏技術と音楽的な応用力が身についているという自覚が持てる。
③子どものうたに相応しい伴奏を付けることができる。
④子どものうたに即した曲(マーチ、スキップ等)を表現豊かに演奏できる。

テキスト教材

以下の教材を各自で準備すること(配本対象外)
『ブルクミュラー 25の練習曲』(全音出版)
音楽I研究室編『子どもと遊ぼう!ピアノ・レパートリー』(聖徳大学出版部)
音楽I研究室編『子どもと歌おう!《新版》幼児とともに』(聖徳大学出版部)
音楽I研究室編『伴奏付けワークブック』2023 *伴奏付け講座で配付

評価の要点

シラバスに沿った総合的な演奏技術、表現力、応用力が身についているかを見る。

評価方法と採点基準

・ 試験課題曲は17曲とする。A.練習曲系、B.幼児とともに、C.伴奏付けの3つに分けられた課題曲を弾くこと。(課題曲の詳細は『履修と学習の手引』を参照すること)
・各回の演奏実技試験で評価する。
・60点以上を合格とし59点以下は不合格とする。不合格の場合は合格するまで、その都度手続きを経て試験を受けること。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・1回の受験曲数は3曲以内とする。
・受験前に本学のレッスンを受講することが望ましい。
・質問等がある場合は、通信教育学務課へ問い合わせること。
・コピー譜の場合は台紙に貼付のこと。
・伴奏付け曲の受験は伴奏付け講座を受講し、かつ、担当教員から受験の許可が下りたら試験を受けられる。
・試験及びレッスンの際、相応しい服装で臨むこと。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス 授業の概要(目標進度、内容、試験日程等)
毎日の練習の重要性を再確認
計画性
練習の重要性
音楽実技Ⅰの復習と反省
(A.練習曲系)G7 1曲目譜読み、(B.幼児とともに)幼児とともに1曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けハ長調 表現力 3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G7 1曲目仕上げ、(B.幼児とともに)幼児とともに2曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けハ長調 表現力 3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G72曲目譜読み、(B.幼児とともに)幼児とともに2曲目、C.伴奏付け)伴奏付けハ長調 表現力
応用力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G7 2曲目仕上げ、(B.幼児とともに)幼児とともに3曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けト長調 表現力
応用力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G7 3曲目譜読み、(B.幼児とともに)幼児とともに3曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けト長調 表現力
応用力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G7 3曲目仕上げ、(B.幼児とともに)幼児とともに4曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けト長調 表現力
応用力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G8 1曲目譜読み、(B.幼児とともに)幼児とともに4曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けニ長調 豊かな表現力
応用力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G8 1曲目仕上げ、(B.幼児とともに)幼児とともに5曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けニ長調 更なる応用力 3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G8 2曲目譜読み、(B.幼児とともに)幼児とともに5曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けニ長調 豊かな表現力
更なる表現力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G8 2曲目仕上げ、(B.幼児とともに)幼児とともに6曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けヘ長調 合理的な奏法
豊かな表現力
更なる表現力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G8 3曲目譜読み、(B.幼児とともに)幼児とともに6曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けヘ長調 合理的な奏法
豊かな表現力
更なる表現力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G8 3曲目仕上げ、(B.幼児とともに)幼児とともに7曲目、(C.伴奏付け)伴奏付けヘ長調 最後まで弾き通す奏法
豊かな表現力
更なる表現力
3種類の課題の練習バランス
(A.練習曲系)G8 3曲目総仕上げ、(B.幼児とともに)幼児とともに7曲目 曲を弾ききる
精神力と集中力
試験課題曲を再度確認する
課題曲の試験
他学生や教員の前で課題曲を演奏する。
大勢の人前で弾くことに慣れる 反省とまとめ
試験
評価の要点に基づいて実施します。
演奏実技により学修成果を確認します。