最終更新日:2024年2月20日
C115
介護等体験実習
特別支援学校等及び社会福祉施設での介護体験実習単位条件
面接 1単位教員
履修条件
小学校又は中学校教員免許履修者
到達目標
特別支援学校(又は特別支援学級、通級指導教室)及び社会福祉施設における7日間の障害児・者、高齢者等に対する介護・介助、これらの人々との交流等の体験を通して、個人の尊厳及び社会連帯の理念に関する認識を深め、児童教育のみでなく、社会福祉についても深い理解をもつ人材となる。
この目標は、本学のディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に示された教育目標「1.他者を思いやる協調性とともに、凛として生き抜いていくための確かな人間性を育成する。」の実現に特に深く関係したものである。
学習成果
1 特別支援学校の制度と特別支援教育の仕組み、対象となる児童生徒の障害及びその状態、教育指導の特色等について、事前学習及び体験をもとに説明できる。
2 社会福祉の理念と制度の基本、社会福祉施設の目的と概要、施設の現状と課題等について、事前学習及び利用者との人間的な触れ合いの体験を通して考えをまとめ、説明できる。
3 義務教育に携わる教員として求められる個人の尊厳及び社会連帯の理念に関する認識を深め、社会貢献への意思を表明することができる。
テキスト教材
介護等体験日誌(事前指導当日配付)
参考図書
学生用 『フィリア』『よくわかる社会福祉施設』
教師用 介護等体験ガイドブック『フィリア』(全国特別支援学校長会編者(ジアース教育新社))及び『よくわかる社会福祉施設』
評価の要点
特別支援学校及び社会福祉施設での介護体験の修了証(免許状申請時に必要)を提出すること、事前指導に必ず出席すること、日誌(目標、
各自の活動状況及び体験先の所見、終了後の感想)が上記学習成果で示した内容を踏まえていることについて評価する。
評価方法と採点基準
実習(提出物含む)で評価する。
事前指導及び介護体験実習の出席状況、日誌(目標、各自の活動状況及び体験先の所見、終了後の感想)の記述が上記学習成果に照らして満
足できる水準と認められるかによって評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
・介護の体験は ①特別支援学校2日間 ②社会福祉施設5日間 又はどちらか一方で7日間
・介護の体験場所は千葉県又は、自分の現住所近くの市区町村でもよい。
・事前指導には必ず出席する。欠席の場合は体験実習に出られない。