最終更新日:2024年4月5日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
文学部 文学科

U141

民俗文化論Ⅰ

暮らしの歳時記

単位条件

面接 2単位

教員

石本 敏也

履修条件

なし

到達目標

(1)フィールドワークに基づいた問題関心を持つことができる。
(2)日本文化の特性を民俗学の研究成果を中心に把握することができる。

学習成果

(1)身辺の民俗文化について関心を持ち、学びを深めることができる。
(2)講義内で提示された暮らしの歳時記についての研究成果と概念を理解することができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

新谷尚紀・波平恵美子・湯川洋司編『一年 暮らしの中の民俗学2』(吉川弘文館)2003
宮田登『民俗学への招待』(筑摩書房)1996

評価の要点

講義内容を的確に理解しているか、理解した内容を元に自身で考察を深められているか、をみる。

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価する。
面接授業内で行う試験にて評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

参考文献を多く提示するので、それを元に各人が関心を広げていってほしい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
自然暦 雪形などを事例に、自然暦を理解することができる。
初春の民俗 魔除けを事例に、初春の民俗を理解することができる。
農耕儀礼① 農事と民俗について理解することができる。
農耕儀礼② 作占と民俗について理解することができる。
節供と民俗① 雛祭の民俗について理解できる。
節供と民俗② 端午の節供と民俗について理解できる。
天候と民俗 雨の伝承と民俗について理解できる。
夏の祈り① 夏越行事を中心とした夏の祈りを理解できる
夏の祈り② 七夕行事を中心とした夏の祈りを理解できる
正月と盆① 歳暮と中元を通した贈答の民俗について理解できる。
正月と盆② 餅文化と民俗について理解できる。
暦と民俗 暦と民俗の関わりについて理解できる。
年中行事の構造 年中行事についてその構造を理解できる
現代民俗の諸相 祝祭日など政治と民俗について理解することができる。
総まとめ 暮らしの歳時記について理解できる。
試験