最終更新日:2024年3月5日
W118
家庭科教育法
小学校家庭科の指導法の基礎を学ぶ単位条件
通信 1単位 面接 1単位教員
履修条件
レポート提出後スクーリング(面接)を受講すること。
「家庭Ⅰ」の受講後「家庭科教育法」を受講することが好ましい。
到達目標
(1)目的
小学校家庭科の指導法について理解し、実践に生かす力を養うことを目的とする。
(2)授業構成と到達目標
①小学校家庭科のねらい、内容、内容の取扱い、評価について理解することができる。
②小学校家庭科の指導法について理解することができる。
③小学校家庭科の指導計画を立案することができる。
学習成果
(1)小学校家庭科のねらい、内容等を明確に述べることができる。
(2)家庭科の適切な指導法および指導における留意点を理解し、実践に生かすことができる。
(3)小学校家庭科の指導上必要な知識・技能を身に付けることができる。
(4)指導計画を立案し、模擬授業を行うことができる。
テキスト教材
1.大竹美登利・鈴木真由子・綿引伴子編著『小学校 家庭科教育法』(建帛社)2018
2.文部科学省『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説【家庭編】』(東洋館出版社)2018
参考図書
1.大竹美登利・鈴木真由子・綿引伴子編著『小学校家庭科教育法』(建帛社)
2.『小学校家庭科用 文部科学省検定済 教科書』
評価の要点
1.小学校学習指導要領に示されているねらい、内容、内容の取扱いを理解し、説明できるか。
2.課題に沿ったレポートの作成へ、主体的な姿勢で臨んでいるか。
3.教科の指導法について説明できるか。
4.指導計画を立案することを意識して、教材研究ができるか。
評価方法と採点基準
レポート・スクーリング両方が合格後、総合的に評価する。
通信のレポートについては、課題の把握度、教材の理解度、構成の論理性などを評価する。
スクーリングについては出席状況とレポートで評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
レポートの作成は、課題を理解してからテキストをよく読み、何を書くべきか要点をつかむ。
レポートの構成を考え、テキストや参考文献で調べたこと、考察などの下書きをしてからレポート用紙に清書をする。
レポート作成の基本を押えると共に、誤字・脱字が多いので、提出前に必ず読み返すようにしましょう。
レポート課題
提出数 1第1課題
第1設題
次の2つの事項について、バランスよく述べてから、学習のまとめとして考察を最後に付けて下さい。
① 「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 家庭編」をよく読み、学習指導要領に示された家庭科の目標、学習内容の概要、学習の特徴について
②テキスト「家庭科教育法」をよく読み込み、児童が意欲的に学習に取り組むための家庭科の学習評価の方法について
備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
学習の目的、内容、進め方を理解する 家庭科を学ぶ意義を考える |
家庭科への興味・関心 | 序章 第1章 | |
家庭生活の社会的変化と家庭科教育の歴史を理解する | 社会の変化に対応する家庭科教育 | 第2章 | |
学習指導要領から、小学校家庭科の学習内容について理解する | 学習指導要領等の理解 | 第3章 | |
小学校家庭科の指導計画作成について理解する | 思考力・判断力・表現力 | 第4章 | |
小学校家庭科の適切な授業計画と授業評価について理解する | 思考力・判断力・表現力 | 第5章 | |
家族・家庭生活の現状と課題を理解し、 教材を考える |
思考力・判断力・表現力 | 第6章 | |
子どもの食生活の現状と課題を理解し、 教材を考える |
思考力・判断力・表現力 | 第7章 | |
衣生活の現状と課題を理解し、教材を考える | 思考力・判断力・表現力 | 第8章 | |
住生活の現状と課題を理解し、教材を考える | 思考力・判断力・表現力 | 第9章 | |
消費生活と環境に関する現状と課題を理解し、 教材を考える |
思考力・判断力・表現力 | 第10章 | |
実験・実習を用いた家庭科の学習について理解し、指導案を作成する | 思考力・判断力・表現力 | 第11章 | |
実物を用いた五感で学ぶ授業について理解し、 指導案を作成する |
思考力・判断力・表現力 | 第12章 | |
主体的・対話的に深く学ぶ授業について理解し、 模擬授業を行う |
思考力・判断力・表現力 | 第13章 | |
問題解決法の学習を取り入れた授業について理解し、模擬授業を行う | 思考力・判断力・表現力 | 第14章 | |
家庭科の学びの可能性について考え、授業を振返る | 思考力・判断力・表現力 | 終章 | |
試験 |