最終更新日:2024年4月9日

1年次入学生:- 3年次編入学生:3年 短期大学部:2年
短期大学部 図書館司書

N083/N153

資料組織演習Ⅰ/情報資源組織演習Ⅰ

「情報資源組織論」または「資料組織概説I・II」を単位修得済であること。

単位条件

面接 1単位

教員

教員未定

履修条件

「情報資源組織論」または「資料組織概説I・II」を単位修得済であること。

到達目標

(1)情報資源組織論の講義で得た理論や知識をもとに分類作業、件名作業の実務を体験し、主題組織法への理解を一層深める。
(2)分類作業、件名作業の実務的技術の修得を目標とするだけではなく、分類作業、件名作業の中心的問題である「主題分析」の力を高めることに主眼をおく。

学習成果

(1)図書館実務の現場で行われている分類作業、件名作業の基礎を体験することができる。
(2)司書としてのキャリアアップの基盤となる、基礎能力を身につけることができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

田窪直規編著『三訂 情報資源組織論(現代図書館情報学シリーズ9)』(樹村房)2020
(情報資源組織論の教科書)

評価の要点

『日本十進分類法 新訂10版』、『基本件名標目表 第4版』の基本的な使用法の理解度を評価の主要な観点とする。

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価する。
面接授業の最後行う、テキスト・ノート・『日本十進分類法 新訂10版』の持ち込みが自由の試験(100%)で評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

面接授業は、短時間に多くのことを集中的に学びます。復習する時間的余裕がほとんど無いので、演習授業中にわからないことがあった場合には積極的に質問し、その場で理解するように心がけてほしい。

備考・補足

← 表が横スクロールします →

授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
分類の意義 分類法の意義が理解できる
分類規程と主題判断 分類規程が理解できる
補助表 分類規程が理解できる
分類の補足:歴史、伝記、地理 分類規程が理解できる
分類の補足:言語、文学 分類規程が理解できる
分類演習(1) 実際に分類記号の付与ができる
分類演習(2) 実際に分類記号の付与ができる
件名標目 件名法の意義が理解できる
件名規程 件名規程が理解できる
特殊件名規程 件名規程が理解できる
件名演習 実際に件名作業ができる
国立国会図書館件名標目 国立国会図書館件名標目が理解できる
総合演習(1) 実際に分類作業と件名作業ができる
総合演習(2) 実際に分類作業と件名作業ができる
試験
試験
演習の最後に演習問題と同形式の試験を実施する。