最終更新日:2024年11月14日
D148
社会福祉援助技術演習
理論と実践をつなぐソーシャルワーク演習単位条件
通信 3単位 面接 1単位教員
履修条件
スクーリング受講にあたっては第1課題(事前課題)が提出済であること。
かつD147ソーシャルワーク演習のスクーリング受講済であること(同時受講可)。
到達目標
「ソーシャルワーカーが日常的に現場で使う専門用語や専門技術を、実際に援助の流れの中で使えること」及び「ソーシャルワーカーとしての視点で考え、自らの意見を表明できること」を到達目標とする。
テキスト教材
社団法人日本社会福祉士養成校協会監修、白澤政和・福山和女・石川久展編集『社会福祉士相談援助演習』(中央法規,2015)
または
日本ソーシャルワーク教育学校連盟編『最新社会福祉士養成講座精神保健福祉士養成講座 ソーシャルワーク演習(共通科目)』(中央法規,2021)
参考図書
福祉臨床シリーズ編集員会編 秋山博介・谷川和昭・柳澤孝主責任編集『社会福祉士シリーズ21「相談援助演習−ソーシャルワーク演習−」』(弘文堂)
評価の要点
成績は以下の配分に基づき、総合的に評価する。
スクーリング終了試験:90%、
演習態度・姿勢・グループへの貢献等:10%
なお、スクーリング後のレポート提出を以って単位を認定する。
評価方法と採点基準
レポート・スクーリング両方が合格後、総合的に評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
本科目は「ソーシャルワークの理論を、実践との関わりにおいて理解し、実践との統合をはかること」また「人と人とのつながりを実体験し、ネットワークの大切さを理解すること」を目的としています。ロールプレイ、グループディスカッションには積極的に参加してください。教室内の寒暖は、上着や膝掛け等で各自により調節してください。体調を十分整えて臨んでください。
レポート課題
提出数 3第1課題
通信3単位/スクーリング1単位。
第1設題
(事前課題):ソーシャルワークの援助技術の体系(直接援助技術、間接援助技術、関連援助技術)について説明しなさい。
第2課題
通信3単位/スクーリング1単位。
第1設題
バイステック(Biestek,F.P)の7原則を、それぞれの具体例を挙げて説明しなさい。
第3課題
通信3単位/スクーリング1単位。
第1設題
次の語群の中から5つ以上の語句を使用し、ソーシャルワーカーの対人援助の特性について説明しなさい(箇条書きは不可)。文中で語句を使用した箇所に、必ず下線を引く、または「 」を付けること。全ての語句を入れようとするのではなく、自分が伝えたいテーマを考えて語句を選び、内容の構成を考えて書きなさい。
〔語群〕 アウトリーチ、ストレングス、エンパワメント、相互作用、社会正義、ワーカビリティ、アドボカシー、プライバシー、自己決定、インクルージョン、アセスメント、尊厳 |
備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ソーシャルワークにおける相談援助とは | |||
相談援助活動の概要 | |||
相談援助職の自己覚知 | |||
コミュニケーション技術の基本 | |||
ソーシャルワーカーの面接技術 | |||
マッピング技法 | |||
相談援助の過程①(インテーク) | |||
相談援助の過程②(アセスメント) | |||
相談援助の過程③(プランニング) | |||
相談援助の過程④(支援の実施) | |||
相談援助の過程⑤(モニタリング) | |||
相談援助の過程⑥(効果測定 | |||
相談援助の過程⑦(終結とアフターケア) | |||
相談援助の展開①(アウトリーチ) | |||
相談援助の展開②(チームアプローチ) | |||
相談援助の展開③(ネットワーキング) | |||
相談援助の展開④(社会資源の活用・調整・開発) | |||
地域福祉の基盤整備と開発①(地域住民に対するアウトリーチとニーズ把握) | |||
地域福祉の基盤整備と開発②(地域福祉の計画) | |||
地域福祉の基盤整備と開発③(ネットワーキング) | |||
地域福祉の基盤整備と開発④(社会資源の活用・調整・開発) | |||
地域福祉の基盤整備と開発⑤(サービス評価) | |||
相談援助事例の検討①(社会的排除) | |||
相談援助事例の検討②(児童虐待) | |||
相談援助事例の検討③(高齢者虐待) | |||
相談援助事例の検討④(家庭内暴力:DV) | |||
相談援助事例の検討⑤(低所得者) | |||
相談援助事例の検討⑥(ホームレス) | |||
相談援助事例の検討⑦(権利擁護活動) | |||
まとめ(相談援助活動の展望) | |||
試験 |