最終更新日:2024年8月26日

1年次入学生:1年 3年次編入学生:- 短期大学部:-
短期大学部 保育科

N045・N051/N121・N127

保育内容指導法Ⅰ(健康)・保育内容指導法Ⅶ(健康)/保育内容・健康Ⅰ・保育内容・健康Ⅱ

心身の順調な発達と健康の保持をめざす

単位条件

通信 1単位

教員

櫻木 真智子

履修条件

なし

到達目標

 子どもの健康と心身の発育・発達について学ぶことにより、保育者としての自らの健康観を確立し、日常生活の中で発育発達の盛んな乳幼児を守り、育て、高めていくための知識と態度を身に付け、実際に指導できるようにすることを目標とする。

学習成果

1.自らの健康観を確立し、乳幼児期における健康な生活について説明することができる。
2.幼稚園教育要領、保育所保育指針の領域「健康」のねらい、内容、内容の取扱いを説明することができる。
3.幼児期にふさわしい運動的な遊びにつて理解し、実践に生かすことができる。
4.幼児期の生活面の援助について理解し、実践に生かすことができる。

テキスト教材

菊池秀範『健康』(聖徳大学短期大学部通信教育部)
『保育内容「健康」遊びや生活から健やかな心と体を育む』(ミネルヴァ書房)2020

参考図書

厚生労働省『保育所保育指針解説』(フレーベル館)2018
文部科学省『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館)2018
内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定子ども園 教育・保育要領解説』(フレーベル館)2018
石井美晴、菊池秀範編『子どもと健康』(萌文書林)
平山宗弘『新訂 小児保健』(東京書籍)

評価の要点

レポート  ・学習が十分にされているか。
      ・課題内容が十分に理解されているか。
・文字数が守られているか、誤字・脱字が無いか。
試験 ・問題に対する理解の程度
・問題に対する的確な説明のしかた
・解答の具体性

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポート ・内容 60%
・表記の正確さ 40%
試験 ・問題内容の理解度 60%
・説明の的確さ 40%

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・幼稚園教育要領、保育所保育指針が改定された場合は、最新のものを学習してください。
・レポート作成にあたり、文献から文章を引用した場合は、引用箇所を「 」でくくり、参考文献欄に文献名とページ数を記述してください。
引用箇所が複数にわたる場合は、「 」の次に*1、*2と数字を書き、参考文献欄の番号と一致させてください。
・教科書を学習することは大切ですが、その他の学術書、新聞などを参考にすることが重要です。インターネットの情報を参考にしても良いの
ですが、出版されている書籍でも確認してください。

レポート課題

提出数 1

第1課題

設題1〜2より1題選択
(注)
※文献とは
教科書は勿論のこと、学会発行の学術誌、単行本、雑誌、定期刊行物、月刊雑誌、新聞なども重要なものです。
※レポートを書く時の注意
レポートは楷書で、当用漢字・現代仮名遣いを用い、誤字・脱字がないように特に気をつけること。また、改行の時は1字下げるとか、句読点は1字分とる。
文体の統一など、文章の書き方も必ず下書きをし、何度も読み返し(書き直し)最後にていねいな文字で清書すること。誰が読んでもわかるように秩序立てて自分の考えや意見としてまとめる。
※レポートは論文の書き方とは異なります。
文献の引用・要約だけではレポートとはなりません。これではコピーとなってしまい、評価出来ません。
※レポートの課題と試験問題について
レポートは平素の学習のための一つの目標で、レポート課題以外にも重要な事柄が幾らもあります。
試験は総合的性格のもので、試験問題は必ずしもレポート課題と類似したり、重複したりするものではありません。試験問題はテキストの範囲から出題されます。
※レポートの書き方について
1 レポートとは
ある課題について勉強(研究)の成果(自分の意見や考え、または、何かを観察した時の事実(実態)報告だとか、参加した時の体験報告とかいった内容のもの)を最後に文章にまとめたものをいいます。
2 レポート作成について
レポート作成にあたり、文献からの文章を引用したり、その内容を要約して書くことがありますが、引用した場合、レポートの中文では『 』※1でくくり、その個所が2ヶ所以上になる時は右肩に番号※1※2※3をつける。引用ではなく、その内容を要約して書いた時は『 』は不要ですが、要約した文章の最後に番号をつけるなどして、要約した文であることを示す。そしてレポートの末尾に参考にした文献や引用した文献を、参考文献リストとして書くこと。
参考・引用文献リストの書き方(例)
文献番号 文献名(書名・論文名) 著者・訳者・編者 発行所 発行年月日
1. 子どもと健康 菊池秀範・石井美晴 編 萌文書林 1999.12.14
レポート用紙は全ページを使い切って書いてください。文字数は、2400字に限りなく近くなるように作成してください。

パソコン印字可Web提出可
[2400]

第1設題

N121 N045
乳幼児期における基本的生活習慣形成の重要性について述べ、基本的生活習慣形成のための保育者の援助について説明しなさい

第2設題

乳幼児期における健康管理の重要性を述べ、保育者としての乳幼児の健康観察・管理・応急処置について述べなさい。

第3設題

N127 N051
幼児期における運動遊びの重要性について論じなさい。

第4設題

園庭や固定遊具での事故の原因について述べ、その対応策について考察しなさい。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
健康観の変遷について学習し、自らの健康観を確立する 健康観の確立 第1章
「健康な子ども」について考える
幼稚園・保育園の子どもと健康について
健康な子どもの理解 第1章
乳幼児期のからだの発育・発達と健康 (1)形態 からだの形態の理解 第2章
乳幼児期のからだの発育・発達と健康 (2)生理機能 生理機能の理解 第2章、第3章
乳幼児期の運動機能の発達と健康 生理機能の理解 第5章
幼稚園教育要領、保育所保育指針 領域「健康」のねらい 領域「健康」のねらいの理解 第1章
幼稚園教育要領、保育所保育指針領域
「健康」の内容と内容の取扱い
領域「健康」の内容の理解 第1章
基本的生活習慣とは
基本的生活習慣の形成の意義
習慣形成の意義の理解 第3章
食事・食育について理解し、援助方法について学ぶ 食育とその援助 第4章
睡眠と排泄について学び、生活のなかでの援助について学ぶ 睡眠・排泄とその援助 第3章
子どもの生活の中における遊び 子どもの遊びの理解 第8章
幼児期の運動遊びとその援助方法(1) 運動遊びの理解 第8章、第9章
幼児期の運動遊びとその援助方法(2) 運動遊びの理解 第8章、第9章
安全な生活のための、安全管理と安全指導 安全管理と安全教育 第6章
幼児の保健
まとめ
健康観察
応急処置
第1章、第13章
試験