最終更新日:2024年4月9日

1年次入学生:- 3年次編入学生:- 短期大学部:2年
短期大学部 保育科

N018・N019/N164・N165

体育Ⅱ~1・体育Ⅱ~2/体育Ⅰ・体育Ⅱ

総合的な身体表現の実践力を高める

単位条件

面接 1単位

教員

岸田 眞弓 安広 美智子 他

履修条件

基礎専門体育Ⅰ・Ⅱの単位履修済みであることが望ましい。

到達目標

1.幼児の感性と身体表現について理解を深める
(1)幼児の遊びや生活における領域「表現」の位置づけについて説明できる。
(2)幼児の身体表現を生成する過程について理解している。
2. 1年次に学習した身体表現の基礎的な知識・技能の学びを生かし、幼児の身体表現を支援するための感性を豊かにし、実践力を身につける
(1)協働して身体表現をすることを通し、他者の表現を受け止め共感し、より豊かな表現につなげていくことができる。

学習成果

①幼児の素朴な身体表現を見出し、受容し、共感することができる。
②幼児の身体表現活動を支援するために必要な表現力を身につけ、身体表現活動へと展開することができる。
③遊びから身体表現運動へと発展する過程を理解することができる。
④協働して身体表現活動をすることを通し、達成感を味わうことができる。

テキスト教材

桐生良夫編著『幼児の動きづくり』(杏林書院)1997
その他、スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

桐生敬子編『たのしい体操作品集』(音楽之友社)
文部科学省『幼稚園教育要領(平成29年告示)』
厚生労働省『保育所保育指針(平成29年告示)』
内閣府『幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成29年告示)』

評価の要点

1.作品の完成度
2.他者と連携・協働して作品を仕上げる

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価する
評価の要点に基づき評価する
実技試験(80%)、レポート・授業への取り組み(20%)

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

実技中心の授業であるため、体調不良や怪我をしている場合は受講しないでください。原則として見学はできません。
試験は、最終日に実施するとは限りませんので3日間出席してください。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
1.ガイダンス:領域「表現」と身体表現の理解
2.身体表現運動の理解
・身体表現とダンスステップを理解する
授業内容の理解
身体の意識
ダンスステップの習得
1.幼児の体操の理解1
・幼児の体操の目的と特徴を理解する
体操の目的と特徴の理解
1.幼児の体操の理解2
・幼児の体操と身体表現について理解する
2.フォークダンスの理解1
・表現とリズムを理解し楽しさを味わう
身体の意識
協調性
1.様々な動きの経験
・模倣から身体表現を理解し、動きの変化を経験する
2.身体表現作品①
・他者の動きを受容し、共感する
3.幼児の体操の理解③
・ダイナミックな動きにつながる身体運動を理解する
協力
表現
身体の意識
1.わらべうたの理解①
・わらべうたの歴史と特徴、教育的意義を理解する
2.フォークダンス②
・他者と協力して楽しさを味わう
創造力
表現力
リズム感
1.わらべうた②
・原型の遊びから身体表現への発展過程を理解する
協力
コミュニケーション力
1.わらべうた③
・原型を発展させ身体表現作品に取り組む
協力
コミュニケーション力
表現力
1.幼児の体操の理解④
・ダイナミックな表現につながる身体運動を理解する
2.フォークダンス③
・他者を思いやり楽しさを共有する
身体の意識
リズム感
1.わらべうた④
・空間構成やリズムを意識し表現作品として完成に近づける
創造性
表現力
1.わらべうた⑤
・中間発表(舞台)
表現力
美的構成
1.幼児の体操 試験結果と講評
・振り返りと課題の明確化
2.幼児の体操の理解5
・動植物をモティーフとし表現豊かに動く
達成感
表現力
1.わらべうた 試験結果と講評
・振り返りと課題の明確化
2.身体表現作品②
・そのものになりきり楽しんで表現する
達成感
表現力
1.わらべうたの原型からゲームへの過程を理解する
2.リズムダンス
協力
表現力
1.わらべうたの作品を鑑賞し共感する
2.まとめ
鑑賞力
1.レポート作成 課題の明確化
試験
〈実技試験>
1.幼児の体操
2.わらべうた
<レポート〉
3.授業内において提示する