最終更新日:2024年5月24日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科

D119

社会福祉援助技術現場実習指導Ⅱ

福祉現場で相談援助体験を実施するため

単位条件

通信 2単位

教員

豊田 宗裕

履修条件

本レポート第一課題合格後に、「社会福祉援助技術現場実習(事前指導)」を受講すること。
※本レポート第二課題は、実習後に提出する「実習報告書」の評価とする。

到達目標

相談援助実習を通じて、社会福祉の理論や援助技術、関連知識の理解を深め、それらの知識や技術を活用し、相談援助業務に必要となる実践的な資質・能力・技術を身に付ける。また、職業倫理を身に付け、相談援助の専門職として、関連分野間の実践的と連携を理解し行動が取れるようにする。

学習成果

厚生労働省の規定により指定された施設で180時間以上相談援助実習を行うために、実習事前指導として2日、実習終了後に実習事後指導として1日スクーリングを行う。

テキスト教材

『相談援助実習指導マニュアル』(聖徳大学通信教育部)(事前指導、当日配布)
関西福祉科学大学社会福祉実習教育モデル研究会編『相談援助実習ハンドブック』(ミネルヴァ書房)
『相談援助実習指導マニュアル(抜粋)』(聖徳大学通信教育部)

参考図書

日本社会福祉士会編『改定 社会福祉士の倫理 倫理要領実践ガイド』(中央法規)2009

評価の要点

①実習にかかわる法的根拠や学習形態、仕組みをまとめられるか。
②実習分野の機関・施設の役割についてまとめられるか。
③実習分野の利用者の特性をレポートできるか。
④実習分野の利用者のプライバシー保護の在り方についてまとめられるか。
⑤実習計画の進捗状況を振り返りまとめられるか。

評価方法と採点基準

レポートおよび実習指導にて総合的に評価する。
レポート課題(実習の課題・実習報告書:第2課題)実習評価100%

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

自己開拓する条件をクリアしてから、相談援助実習先を自己開拓する。
社会福祉援助技術現場実習指導Iと並行して学習を行う。

レポート課題

提出数 2

第1課題

【文字数制限なし】手書き、パソコン印字いずれの場合もA4用紙1枚〜2枚でまとめて提出すること。

〈記入見本〉

通信教育部 社会福祉学科 学籍番号             氏名              

 

 

横書きパソコン印字可
[文字制限なし]

第1設題

以下ABCすべてに解答しなさい。
A 任意の実習施設(通所・入所)をこちらの資料から選び、以下について、自分で調べ記載しなさい。各項目は5行以内で書きなさい。
①実習施設の種別は何か。その根拠は法律・施行規則等の第何条に規定されているか。
②実習施設で働く職員(生活指導員・理学療法士など)の職種を5つ挙げなさい。
③実習施設はどのような人にどのようなサービスを提供しているのか。
④あなたはそこで、どのようなことを学びたいか、できるだけ具体的に書きなさい。
⑤あなたの近くにある1実習施設の名称を1つ以上3つ以内で書きなさい。
B 任意の実習機関(社会福祉協議会・福祉事務所等)を選び、以下について、自分で調べ記載しなさい。各項目は5行以内で書きなさい。
①実習機関の種別は何か。その根拠は法律・施行規則等の第何条に規定されているか。
②実習機関で働く職員(現業員・福祉活動専門員など)の職種を5つ挙げなさい。
③実習機関はどのような事業をしているのか。社会福祉事業以外の事業も含めてよい。
④あなたはそこで、どのようなことを学びたいか、できるだけ具体的に書きなさい。
⑤あなたの近くにある1実習機関の名称を1つ以上3つ以内で書きなさい。
C バイスティクの7原則のうちの1つを、実習先で想定される「場面」に基づいて、説明しなさい。実習先は任意の施設・機関でよい。10行以内で書く。

第2設題

第2課題

本レポート第二課題は、実習後に提出する「実習報告書」の評価とする。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
相談援助職の要件 実習職の理解 P8〜9
相談援助実習の3段階モデルの理解 実習の意義の理解 P60〜69
事前学習の内容と方法 実習先の理解 P72〜75
相談援助実習の基本的な仕組み(1)実習の場所と時間 実習の基本的な仕組みの理解 P76〜77
事前学習の内容と方法 事前学習の理解 P80〜87
実習計画書の作成 実習課題の作成 P88〜89
実習生として求められる姿勢 実習生の理解 P98〜99
利用者・職員とのコミュニケーション 利用者とのコミュニケーション P100〜104
実習生を理解する 実習生の理解 P102〜103
相談援助実習の基本的な仕組み(3)二重のスパービジョン 実習の基本的な仕組みの理解 P106〜109
相談援助実習の進め方(3)巡回指導教員との事前面接と実習先事前訪問 実習先の理解 P104〜105
相談援助実習の進め方(2)記録の意義と実習記録の作成方法 実習記録の作成の理解 P110〜117
実習事後指導(I) スーパービジョン P120〜135
実習事後指導(II) スーパービジョン P136〜137
ソーシャルワーカーの倫理綱領 倫理綱領の理解 P224〜236 P93 P260 P352
試験
試験は行わない。