道徳教育原論

履修条件

道徳教育の指導法を受講済みか、道徳教育に関する基礎・基本についての知識・理解を身に付けていることを前提とします。

到達目標

小学校における道徳教育及び「特別の教科　道徳」に関する基礎的理解を基に、道徳教育に関する専門的な知識や技能を取得し、道徳教育を専門とする教師になるために必要となる以下の資質・能力を育成することを目的とする。
①道徳教育とは何かということについて説明することができる。
②我が国及び諸外国の道徳教育の歴史や背景について理解することができる。
③道徳性の発達について理解することができる。
④道徳科の様々な指導方法について理解することができる。

学習成果

（1）道徳教育とは何かということについて論理的に説明することができる。
（2）我が国の道徳教育の歴史的変遷について説明することができる。
（3）ピアジェやコールバーグの道徳性発達理論について説明することができる。
（4）「考え、議論する道徳」の実現のために効果的な指導法について説明することができる。

テキスト教材

貝塚茂樹・林泰成共著『道徳教育論』（放送大学教育振興会）

参考図書

小学校学習指導要領　特別の教科　道徳編

評価の要点

（1）道徳教育について根拠をもとに説明することができる。
（2）道徳教育について関心をもち、教科書の内容について自ら調べまとめることができる。
（3）これからの時代に求められる「特別の教科　道徳」の授業の在り方について説明することができる。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
科目終了試験は、教科書の内容の理解度及びこれからの時代に求められる「特別の教科　道徳」の授業の在り方について適切に説明し考察しているかを基準に評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

この授業は６０時間の予習・復習を行うものとする。
道徳教育に関する専門性を高めることで、道徳を柱とした学級経営を実践したいという思いをもって取り組んでほしい

備考・補足

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