最終更新日:2024年10月2日

1年次入学生:4年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
教育学部 教育学科

W151

体育科実践場面演習

児童が自ら学ぶ授業づくり

単位条件

面接 2単位

教員

矢部 明美

履修条件

実技を伴うため、運動ができる服装、シューズで参加する。
体調管理を行い、体調を整えて参加する。

到達目標

(1)目的
体育の授業つくりについて、児童生徒の実態を踏まえ、環境や条件など基礎的な事項を理解し、授業実践力を身につけることを目的とする。
(2)到達目標
 ① 児童生徒が主体的に学べる授業づくりについて必要な人的・環境的要件を理解することができる。
 ② 学習指導要領に示された領域について学習指導案を作成できる。
 ③ 体育授業の観察評価方法について理解することができる。

学習成果

①児童生徒が主体的に学べる授業づくりに関する人的・環境的要件を理解し、授業の構想を伝えることができる。
②学習指導要領に示された領域の学習指導案を立案し、実践→修正することができる。
③体育の観察評価方法を理解し、授業実践の場面での評価に用いることができる。

テキスト教材

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評価の要点

①児童生徒が主体的に学べる授業づくりに関する人的・環境的要件を理解し、授業の構想を伝えることができる。
②学習指導要領に示された領域の学習指導案を立案し、実践→修正することができる。
③体育の観察評価方法を理解し、授業実践の場面での評価に用いることができる。
これらのことについて、毎回のリアクションペーパー、学習指導案、レポートも評価の対象とする。

評価方法と採点基準

①主体的に学べる授業づくりについて授業の構想を伝えるレポートによる評価(30%)
②学習指導案作成に関する評価(30%)
③模擬授業における観察評価方法の活用と考察に関する評価(20%)
④リアクションペーパーによる日々の振り返りに関する評価(20%)

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

①提出物の期限は守る。
②協働的に学ぶ意識をもち、授業に参加する。
③実技演習、模擬授業等では運動ができる服装、体育館シューズを用意する。
④この授業は、60時間の予習復習を行うものとする。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
オリエンテーション
本授業の目的・内容・進め方を理解する
体育科の現状と課題を把握し、理解することができる。 学習指導要領解説 体育編
体育科の目標と学習内容
小学校から高等学校までの体育科の目標を概観し、小学校気における体育の教科内容について考察し、協議する。
小学校における体育の目標を理解するとともに学習内容について理解できる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
授業計画の作成単元計画の立案に必要な、基本的事項を確認し、具体的な単元計画作成について協議、レポートを作成する。 学習指導要領を活用し、体育科の指導内容を理解できる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
授業場面での場づくり
映像から、児童の動きを観察し、単元導入時の場づくりについて考察する。
児童の動きから動きを引き出す場を考えることができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
授業場面での場づくり
映像と同様の場において実技を行い、主体的に学べる場についてグループで検討し考察する。
児童の実態に基づくことを理解し、主体的に学べる場について理解することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
授業計画と学習指導案の作成
単元導入時(第1時)の学習指導案を作成する。
児童の実態と運動の特性、学習内容を踏まえた学習指導案を作成することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
授業計画と学習指導案の作成
単元導入時(第1時)の学習指導案を作成する。
授業計画と学習指導案の作成
単元導入時(第1時)の学習指導案を作成する。
前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
模擬授業Ⅰ「器械・器具を使っての運動遊び」(跳び箱を使った運動遊び)第1時の学習指導案をもとに、場づくり、導入場面を行う。 適切な指導方法を理解し実践することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
行った模擬授業Ⅰについて協議し、それぞれの場で現れた動きについて検討する。 改善点を基に適切な指導方法を理解し実践することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
行った模擬授業Ⅰについて協議し、改善点をもとに修正指導案を作成する。 改善点を基に適切な指導方法を理解し実践することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
模擬授業Ⅱ「走・跳の運動遊び」第1時の学習指導案をもとに、場づくり、導入場面を行う。 適切な指導方法を理解し実践することができる。  前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
行った模擬授業Ⅱについて協議し、それぞれの場で現れた動きについて検討する。 改善点を基に適切な指導方法を理解し実践することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
行った模擬授業Ⅱについて協議し、改善点をもとに修正指導案を作成する。 改善点を基に適切な指導方法を理解し実践することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
模擬授業の振り返りとまとめ
模擬授業の記録をもとに、具体的な指導方法について協議し、理解を深める。
児童の実態に合った適切な指導方法について考察し、表現することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
児童が主体的に学ぶ体育授業のまとめ
全体の振り返りを行い、主体的に学ぶ授業について考察する。
児童の実態に合った適切な指導方法について考察し、表現することができる。 前時の内容の復習 学習指導要領解説 体育編
試験 :評価の要点に基づいて実施する。
① レポート作成に対する評価を行う。
② 学習指導案作成に対する評価を行う。
③ 日々の振り返りをもとにした、模擬授業のまとめに対する評価を行う。