特別活動の指導法

履修条件

なし

到達目標

(1)目的
特別活動が人間形成に果たす意義と役割、内容、指導方法などについて理解し、専門性を培い、学校で即戦力として役立つ資質・能力を養う。
(2)授業構成と到達目標
①特別活動の特質や教育的意義などについて理解することができる。
②特別活動の目標と内容及び指導計画、指導方法などを理解することができる。
③特別活動に関する理論・知識・技能を修得し、理論と実践を結びつけて高い実践力を発揮できる。

学習成果

(1)特別活動の特質や教育的意義などについて明確に述べることができる。
(2)学習指導要領に記載されている目標や内容、指導計画の作成と内容の取扱いを理解し、実践に生かすことができる。
(3)特別活動の指導法について、具体的な事例を理解し、実践に生かすことができる。

テキスト教材

文部科学省『中学校学習指導要領解説 特別活動編』(平成29年3月告示)
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 特別活動編』(平成30年3月告示)

参考図書

『新編特別活動の理論と実践』―教職必携―笈川達男監修(実教出版社)
『新しい特別活動指導論』髙旗正人・倉田侃司編著(ミネルヴァ書房)

〇その他、「特別活動の指導法」について、参考として活用したい刊行物
担当教員が経験上、学校現場の教師として役立つと思われる刊行物を紹介する。
（授業者として、特に推奨するもの。興味・関心のある受講生には購入をお勧めします。）
すべて国立教育政策研究所より出版されています。
・「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料　中・高等学校 特別活動
・特別活動　指導資料「学級・学校文化を創る特別活動【小学校編】」
・特別活動　指導資料「学級・学校文化を創る特別活動【中学校編】」
・特別活動　指導資料「学校文化を創る特別活動【中学校・高等学校編】」

評価の要点

(1)特別活動の理念や教育的意義などについて説明できる。
(2)学習指導要領に記載されている目標や内容、指導計画の作成と内容の取扱いを理解し説明できる。
(3)特別活動の指導法について、具体的な事例を理解し、説明できる。

評価方法と採点基準

レポート・スクーリング両方が合格後、総合的に評価する。
レポートによる評価 採点基準
(1)課題の趣旨を把握し、課題に正対していること。
(2)自己の体験等を踏まえて具体的に考察していること。
スクーリングによる評価 採点基準
出席状況 終了試験

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・教師となる自覚を高め、実践的指導力を身に付けるよう心掛けること。
・レポートの作成に当たっては、解説書や参考図書の文章を転記するなどの安易な内容は認められない。
・学校教育の場における自らの体験等に基づき具体的に述べること。
・生徒に求めることは自らが手本となるべきことを自覚して学習を進めること。

備考・補足

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