初等教科研究・生活

生活科を体験して理解する

単位条件

面接 2単位

教員

櫻井茂

履修条件

なし

到達目標

（１）小学校学習指導要領生活科の設定や改訂された目標と内容構成などについて理解することができる。
（２）低学年児童の特徴を踏まえて活動事例や指導のポイント、配慮事項などを理解することができる。
（３）具体的な事例や体験的活動を通して、生活科の授業内容を理解することができる。
（４）この履修が生活科教育法につながり、生活科の授業の在り方を理解することができる。

学習成果

（１）小学校学習指導要領生活科の設定趣旨や改訂された目標、内容等を説明することができる。
（２）低学年児童の特徴と目標から指導の在り方を考えることができる。
（３）具体的な活動や体験を通してその重要性を理解し、実践に活かそうとする態度を養うことができる。
（４）生活科における教材研究・開発の方法を身に付けることができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

配布する資料

評価の要点

（１）授業中の発表や小レポート・作品の提出等の状況から意欲や態度を評価する。
（２）レポートやおもちゃ等の内容から理解や表現力を評価する。

評価方法と採点基準

評価の要点に基づいて、おもちゃなどの作品(40%)レポート(60%)で総合評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

（１）小学校教員を目指す積極的・意欲的に活動する学生を育てます。挨拶や出席、発言等を積極的に行い、作品やレポート等の提出期限を守ってください。
（２）具体的な活動として、調査、インタビュー、動くおもちゃの製作や発表資料づくりを行い発表はグループまたは個人で行いますので、欠席しないように努めてください。

備考・補足

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授業回数別教育内容	身につく資質･能力	学習範囲（予習・復習を含む）
ガイダンス授業の目的・内容・進め方を知り、生活科誕生の意義等を理解する。	教科生活科新設の意義理解	レポート作成復習（60分）
生活科の目標生活科の教科目標、学年目標を理解する。	小学校学習指導要領生活科の理解	復習（30分）
生活科の内容構成生活科の内容構成と記述構成について理解する。	小学校学習指導要領生活科の理解	復習（30分）
「学校と生活」について生活科の内容（１）「学校と生活」の活動事例や配慮点などを理解する。	小学校学習指導要領生活科の理解	復習（30分）
「家庭と生活」について生活科の内容（２）「家庭と生活」の活動事例や配慮点などを理解する。	小学校学習指導要領生活科の理解	復習（30分）
「地域と生活」「公共物や公共施設の利用」について内容（３）「地域と生活」、内容（４）「公共物や公共施設の利用」の活動事例や配慮点などを理解する。	小学校学習指導要領生活科の理解	復習（30分）
自分の町を調べてまとめよう地域探検を行い、生活科マップを作成する。	現地調査・表現力	マップ作成復習（30分）
自分の町を紹介しよう各自で調査した町のすばらしいところを、マップを見せながら発表する。	プレゼンテーション能力。思考力	復習（30分）
「季節の変化と生活」について内容（５）「季節の変化と生活」の活動事例や配慮点などを理解する。昔遊びについて調べる。	小学校学習指導要領生活科の理解・表現力	復習（30分）
「自然や物を使った遊び」について内容（６）「自然や物を使った遊び」の活動事例や配慮点などを理解する。材料を持ち寄り動くおもちゃを作ろう。	小学校学習指導要領生活科の理解・技能	復習（30分）予習（30分）
動くおもちゃを作ろう（前時の続き）材料を持ち寄り動くおもちゃを作る。リーフレットも作成する。	技能・表現力	復習（30分）
「生活や出来事の交流」について内容（８）「生活や出来事の伝え合い」の活動事例や配慮点などを理解する。動くおもちゃを発表する準備をする。	小学校学習指導要領生活科の理解	復習（30分）予習（30分）
作った動くおもちゃを発表しようおもちゃの作り方や苦労したこと、工夫点、遊び方などを紹介する。	プレゼンテーション能力	復習（30分）
「動植物の飼育栽培」について内容（７）「動植物の飼育栽培」の活動事例や配慮点などを理解する。動植物の特徴や飼育栽培方法について情報機器を活用して調べる。	小学校学習指導要領生活科の理解・技能	復習（30分）
「自分の成長」についてとまとめ内容（９）「自分の成長」の活動事例や配慮点などを理解する。講座のまとめとして、レポートを作成する。	構想・表現力	レポート作成復習（60分）
試験実施しません

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