最終更新日:2024年4月15日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
教育学部 児童学科

W078

医療・保育連携論

体調のよくない子どもに対し医療と連携した保育ができる力を獲得しよう

単位条件

通信 2単位

教員

教員未定

履修条件

なし

到達目標

(1)目的
子どもの体調を的確に判断でき、必要な場合は適切な医療機関との連携を図れる保育ができる力(医療機関連携力)を育成することを目的とする。
(2)授業構成と到達目標
①子どもの健康状態を的確に把握し、体調が不良の際は的確に対応し、体調の改善を促すことができる。
②体調の悪い子ども(病児)に対し、病院受診の必要性を的確に判断し、医療機関と適切な連携を図ることができる。
③病気の回復過程にある子ども(病後児)に対し、医療機関と適切な連携を図ることができる。

学習成果

(1)保育現場における子どもの健康状態を的確に把握できる
(2)体調不良となった子どもを的確に医療機関につなげることができる
(3)病気が落ち着き回復過程の子どもの保育を医療機関と連携して的確にできる

テキスト教材

次年度以降のシラバスでお知らせします。

レポート課題

提出数 2

第1課題

次年度以降のシラバスでお知らせします。

第2課題

次年度以降のシラバスでお知らせします。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス
1)この授業の進め方を理解する。
2)「なぜ保育と医療の連携が必要か」を具体例を通じて理解する。
3)各自の「体調の良くない状態」とはどういうことかを考える。
1)授業の進め方を理解できる。
2)「保育と医療の連携の必要性」を理解できる。
予習20分 (シラバスを読む)
子どもの健康の意義
1)子どもが健康である状態について理解する。
2)子どもの健康に影響を与える因子を理解する。
3)子どもの病気の一般的特徴について理解する。
1)子どもの健康状態を説明できる。
2)子どもの健康の影響因子について説明できる。
3)子どもの病気の一般的特徴を説明できる。
1)子どもの健康状態の把握について説明できる。 2)保育所の子どもの病気について説明できる。
保育園児の健康状態の実態
1)子どもの健康状態の把握について理解する。
2)保育所の子どもの病気について理解する。
1)子どもの健康状態の把握について説明できる。
2)保育所の子どもの病気について説明できる。
予習20分 (教科書pp.7-11を読み課題に解答する) 復習20分 (レジュメを見直す)
子どもの健康に関する保護者の意識
1)医療従事者からみた保護者の意識について理解する。
2)全国の保護者の意識調査から学ぶ。
1)医療従事者からみた保護者の意識について説明できる。
2)全国の保護者の意識調査について説明できる。
予習20分 (教科書pp.12-26を読み、課題に解答する) 復習20分 (レジュメを見直す)
病児・病後児保育事業の意義と内容
1)病児・病後児保育の必要性や歴史について理解する。
2)病児・病後児保育の意義について理解する。
3)国庫補助事業についての経緯について理解する。
1)病児・病後児保育の必要性や歴史を説明できる。
2)病児・病後児保育の意義を説明できる。
3)国庫補助事業についての経緯を説明できる。
予習20分 (教科書pp.28-38を読み、課題に解答する) 復習20分 (レジュメを見直す)
病児保育の実際
1)病児保育室の実際について、DVD視聴を通して各自学びを深める。
2)グループワークを通し、各自の学びを共有する。
1) DVD視聴を通して病児保育室の役割を理解できる。
2)各自の学びを共有する。
予習30分 (病児保育室とはどのようなものなのかを調べる) 復習30分 (レジュメを見直す)
体調の悪い子どもの早期発見
1)「体調が悪い」意味について理解する。
2)「体調が悪い」状態のチェックポイントについて理解する。
1)「体調が悪い」意味を説明できる。
2)「体調が悪い」状態のチェックポイントを説明できる。
予習20分 (教科書pp.60-63を読んで課題に解答する) 復習20分 (レジュメを見直す)
体調の悪い子どもに対する保育所での初期的対応
1)保育士ができる対応について理解する。
2)医師の視点から見た対応について理解する。
1)保育士ができる対応を説明できる。
2)医師の視点から見た対応を説明できる。
予習20分 (教科書pp.64-79を読み、課題に解答する) 復習20分 (レジュメを見直す)
体調の悪い子どもへの具体的な保育実践
1)帰宅までの保育の実践について理解する。
2)食事に関する配慮やかかわりについて理解する。
1)帰宅までの保育の実践を説明できる。
2)食事に関する配慮やかかわりを説明できる。
予習20分 (教科書pp.80-102を読み、課 題に解答する) 復習20分 (レジュメを見直す)
体調の悪い子どもを保育する上で知っておきたい「感染症対策」
①帰宅までの保育の実践について理解する。
②食事に関する配慮やかかわりについて理解する。
1)帰宅までの保育の実践を説明できる。
2)食事に関する配慮やかかわりを説明できる。
予習20分 (教科書pp.80-102を読み、課題に解答する) 復習20分 (レジュメを見直す)
体調の悪い子どもを保育する上で知っておきたい「感染症対策」
1)感染症発生に関して備えておくべきことについて理解する。
2)感染症発生時の対応について理解する。
1)感染症発生に関してそなえておくべきことを説明できる。
2)感染症発生時の対応を説明できる。
予習20分 (教科書pp.113-122を読み課題に解答する) 復習20分 (レジュメを見直す)
体調の悪い子どもの保育にあたって
1)子どもの健康状態の評価の仕方について理解する。
2)保育現場における対応の仕方について理解する。
3)保育における整備・配慮について理解する。
1)体調の悪い子どもとその背景を説明できる。
2)体調が悪い子どものケアの実際を説明できる。
3)体調が悪い子どもの保護者への支援について説明できる。
予習20分 (教科書pp.123-134を読む) 復習20分 (レジュメを見直す)
体調の悪い子どもの保育」の課題と展望
1)病気の子どもと家族、そこを支える職員たちのDVD視聴を通し、各自学びを深める。
2)各自の学びを共有する。
1)子どもの健康状態の評価の仕方を説明できる。
2)保育現場での対応の仕方について説明できる。
3)保育における整備・配慮について説明できる。
予習20分 (教科書pp.123-134を読む) 復習20分 (レジュメを見直す)
体調の悪い子どもの保育」の課題と展望
1)病気の子どもと家族、そこを支える職員たちのDVD視聴を通し、各自学びを深める。
2)各自の学びを共有する。
1)病気の子どもと家族、そこを支える職員たちのDVD視聴を通して、保育者の役割を理解できる。
2)各自の学びを共有できる。
予習30分 (医療的配慮の必要な子どもについて調べる) 復習20分 (レジュメを見直す)
まとめ
1)病気の子どもをとりまく状況について理解する。
2)医療を受ける子どもと保育士の役割について理解する。
1)病気の子どもをとりまく状況について理解し具体的に説明できる。
2)医療の支援を受ける子どもと保育士の役割について理解し、具体的に説明できる。
予習30分 (今迄の授業の資料を見直す) 復習20分 (レジュメを見直す)
試験