最終更新日:2024年2月26日

1年次入学生:1年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科

D006

諸外国の社会福祉Ⅱ

世界各国の社会福祉を知ろう

単位条件

通信 2単位

教員

須田 仁

履修条件

なし

到達目標

日本の抱える問題について解決するためのヒントとして、世界各国の社会保障や社会福祉の制度を理解することをねらいとしている。
①生活を支える世界各国の社会保障&社会福祉諸制度について説明できる。
②福祉の最新の動向について説明できる。

学習成果

福祉専門職として世界各国の社会保障&福祉制度の動向を把握、社会的排除といった社会問題への対応を考えることができる。

テキスト教材

①一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集『最新社会福祉士養成講座精神保健福祉士養成講座 社会福祉の原理と政策』(中央法規出版)2021
②一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集『最新社会福祉士養成講座精神保健福祉士養成講座 社会保障』(中央法規出版)2021

評価の要点

レポートと科目終了試験について設問で示されている意図を踏まえて記述できているかどうかを評価する。

評価方法と採点基準

レポートと科目終了試験によって評価する。

レポート課題

提出数 2

第1課題

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

授業内で取り上げられている国の中から2つの国を選び、社会保障制度(年金制度や医療制度、介護、公的扶助制度)の中から制度を1つ選んでその比較をしてください。(社会保障制度として共通する部分や異なっている部分といった社会保障制度の特徴を記述することになります。)ただし、レポート内に「再商品化」もしくは「援商品化」を説明した上で、適切にこの用語を使用してください。

第2課題

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

レポート第1課題で取り上げた2つの国以外の国を2つ選び、社会保障制度(年金制度や医療制度、介護、公的扶助制度)の中から制度を1つ選んでその比較をしてください。(社会保障制度として共通する部分や異なっている部分といった社会保障制度の特徴を記述することになります。)ただし、レポート内に「再商品化」もしくは「援商品化」を説明した上で、適切にこの用語を使用してください。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
社会福祉の歴史 欧米の社会福祉の歴史的展開 1生成期 2発展期 歴史理解 ①P.22〜P.26
社会福祉の歴史 第2節欧米の社会福祉の歴史的展開 3成熟前期 4成熟中期 5成熟後期 6転換期 歴史理解 ①P.26〜P.33
福祉政策の国際比較 国際比較の視点と方法 1福祉政策の3類型 2境界事例と日本の位置 3 20世紀型福祉政策と21世紀型福祉政策 福祉レジーム ①P.282〜P.288
福祉政策の新しい潮流と国際比較の新しい課題 1「所得保障」から「サービス保障」へ 2「サービス保障」をいかに評価するか 現代の動向 ①P.301〜P.303
スウェーデンの社会保障 社会保障 ①P.292〜P.293 ②P.242〜P.244
ドイツの社会保障 社会保障 ①P.290〜P.292 ②P.244〜P.247
イギリスの社会保障 社会保障 ①P.293〜P.294 ②P.250〜P.253
フランスの社会保障 社会保障 ①P.293〜P.294 ②P.247〜P.250
アメリカの社会保障 社会保障 ①P.289〜P.290 ②P.253〜P.255
中国の社会保障 社会保障 ①P.298〜P.299 ②P.255〜P.257
韓国の社会保障 社会保障 ①P.296〜P.297 ②P.257〜P.259
社会保障の国際比較 1人口構成の変化 国際比較 ②P.260〜P.261
社会保障の国際比較 2国民負担率 3社会支出 4社会保障給付の構成 国際比較 ②P.261〜P.264
社会保障の国際化 1人の国際移動と社会保障 現代の動向 ②P.265〜P.266
社会保障の国際化 2社会保障の国際化対応 現代の動向 ②P.266〜P.268
試験
諸外国の社会保障(社会福祉)の制度に関する基礎的な知識を問います。