最終更新日:2024年4月8日

1年次入学生:4年 3年次編入学生:4年 短期大学部:-
児童学部 児童学科
心理・福祉学部 心理学科
心理・福祉学部 社会福祉学科

C123

医学一般

社会福祉士、精神保健福祉士にとって必要な医学、医療の基本的知識を学ぶ。

単位条件

通信 3単位 面接 1単位

教員

教員未定

履修条件

なし

到達目標

保健・医療など他業種と連携を図りながら、福祉社会づくりに貢献できる人材を育成する。その目的のため、医学、医療の基礎知識を身につけることで、医師、看護師や保健師などの保健医療従事者と良好なコミュニケーションをとり、チームとして対象者に適切な対応ができるようになると期待される。

学習成果

1.人の成長・発達と老化について理解することができる。
2.身体構造と心身の機能を学ぶことで、疾病や障害についての理解を深めることができる。
3.疾病の概要を学ぶことで、社会福祉などの対象者にチームとして適切な対応ができる。
4.障害の概要を学ぶことで、社会福祉などの対象者にチームとして適切な対応ができる。
5.リハビリテーションの概要を学ぶことで、対象者のリハビリテーションをより効果的に行うための適切な対応ができる。
6.国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要を学ぶことで、対象者にチームとして適切な対応ができる。
7.健康のとらえ方を学ぶことで、日本における公衆衛生の課題を理解し、福祉社会づくりに貢献できるようになる。

テキスト教材

社会福祉士養成講座編集委員会編集『新・社会福祉士養成講座1 人体の構造と機能及び疾病 第3版』(中央法規出版)2016

評価の要点

レポートは、課題の意図を的確に理解し、テキストやインターネットなどで調べ、理解しやすい表現で記述して下さい。テキスト全体を理解した上で、個人的な意見を述べるのではなく、根拠に基づいて課題に適切に答えているかを評価します。
スクーリングの授業ごとに振り返りシートを提出し、それにより授業内容の理解度を評価します。また最後の授業で試験を行い、スクーリング全体の理解度を評価します。

評価方法と採点基準

レポート・スクーリング両方が合格後、総合的に評価します。
レポートは、過不足無く課題に対応できていればB、優れた内容であればA、非常に優れていればSとします。やや過不足はあるものの、必要最低限の内容であればC、基準に達しない場合Dとなります。スクーリングでは、授業ごとに提出される振り返りシートを20%、また最後の試験を80%として評価します。必要なフィードバックは在学生向けホームページに掲載します。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

インターネット上に散見される既存のレポートのコピー&ペーストなどと判断されるレポートは、無条件で「D」評価となりますので、そのような疑いがもたれることのないようにしてください。またレポートが「再提出」と評価された場合は、その際の「講評」をよく読んで、その指示に従って書き直すようにして下さい。二度三度と同じ指摘を受ける例も見受けられます。

レポート課題

提出数 3

第1課題

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

(公衆衛生の現状について)
団塊の世代(約700万人)が後期高齢者(75歳以上)に到達する2025年を前に、わが国の公衆衛生において優先されるべき課題を2つあげ、選択理由を含め、その対応策について論ぜよ。

第2課題

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

(医学的リハビリテーションについて)
医学的リハビリテーションの諸段階それぞれの要点をまとめ、その際必要となる障害の評価について論ぜよ。

第3課題

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

(老化と身体変化について)
老化に伴う身体・生理面の変化をふまえ、代表的な老年病2つを簡単に説明した上で、その治療・対応策について論ぜよ。

スクーリング受講についての準備物・連絡事項

⚠通信3単位/スクーリング1単位。