最終更新日:2024年3月14日
C226
道徳教育の指導法
道徳性育成のために単位条件
通信 1単位 面接 1単位教員
履修条件
なし
到達目標
①学校教育における道徳教育の基本的事項の理解
②指導案の書き方や指導の方法・技術の基礎の習得
③道徳教育の在り方について自分なりの考えをもつ
学習成果
主として学習指導要領解説に基づいて、学校教育における道徳教育の基本的な事項を確認します。また、指導案作成や授業の検討などを通じて、指導案の書き方や指導方法・技術の基礎・基本を学びます。
この他、道徳教育の歴史や子どもの発達の様子等、道徳教育に関する基礎的事項の学習を通じて道徳教育の在り方についての考えを深めていきます。
1.道徳教育に関する基礎的事項
2.学習指導要領における道徳教育の目標、指導計画等
3.「特別の教科道徳」(道徳科)の特質の理解と指導例
4.道徳教育の歴史(教育勅語に基づく戦前の道徳教育)
5.道徳教育の歴史(昭和33年「道徳の時間」の特設から平成27年「特別の教科道徳」へ)
6.道徳教育の充実を目指した家庭・地域社会との連携
テキスト教材
中学校『学習指導要領解説 総則編』(文部科学省)(平成29年3月告示)
中学校『学習指導要領解説 特別の教科 道徳編』(文部科学省)(平成29年3月告示)
参考図書
・特に指定はないが、文部科学省のホームページは教育改革の動向を確認する上で参考になる。
・その他、レポートの書き方に関する文献も数多く市販されているので、参考にするとよい。
評価の要点
課題への取り組み状況や理解度と学習指導案の内容および模擬授業の様子などを総合的に評価する。
評価方法と採点基準
レポート・スクーリング両方が合格後、総合的に評価する。
レポートとスクーリング時の試験で評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
・学習指導要領解説「特別の教科 道徳」編に目を通すことが重要である。
レポート課題
提出数 1第1課題
● 選択設題の変更
再提出の場合、他の設題に変更されてもかまいませんが、変更したことを課題記述欄に明記してください。
● 一般的注意事項
誤脱字、句読点、文体などの文章の書き方や形式、通信教育の諸規定の遵守については、教職科目ということもあり、特に気を配ってください。
レポートを作成するには、それらしいところ一部だけを参考にするのではなく、少なくとも教科書と指導書の全体くらいは学んだ上で、選択した課題について叙述するようにしてください。2単位は、90分×15回の講義、プラス講義外学習が求められているものです。
また、参考・引用文献(この科目は教科書・指導書を除く)は、該当ページまで記してください。インターネット文献は、アドレス、ページ開設者名、チェック年月日、かつ該当部分をプリントアウトした資料を、必ず添えてください。
その他、他者のレポートを写し書きするなどの不正行為や規定違反は評価の対象としません。
いずれか1設題を選択
第1設題
平成27年3月27日告示の学習指導要領の改定事項について、道徳教育及び特別の教科道徳について説明しなさい。
第2設題
道徳教育の指導計画及び学習指導案の作成について、その内容と留意点を説明しなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
道徳教育に関する基礎的事項 | 基礎的知識 | 60分 | |
道徳教育の歴史(教育勅語に基づく戦前の道徳教育) | 〃 | 〃 | |
道徳教育の歴史(「道徳の時間」から「特別の教科道徳」へ) | 〃 | 〃 | |
学習指導要領における道徳教育及び道徳科の目標、指導計画等 | 〃 | 〃 | |
道徳教育と家庭・地域社会との連携 | 〃 | 〃 | |
「道徳授業」の指導例 | 〃 | 〃 | |
「特別の教科道徳」の指導案作成の要点 | 指導案作成力 | 〃 | |
「特別の教科道徳」の指導案作成 | 〃 | 〃 | |
模擬授業への準備① | 授業力 | 〃 | |
模擬授業への準備② | 〃 | 〃 | |
模擬授業① | 〃 | 〃 | |
模擬授業② | 授業力 | 60分 | |
模擬授業③ | 〃 | 〃 | |
模擬授業④ | 〃 | 〃 | |
全体の振りかえりと総括 | 道徳教育の理解力 | 〃 | |
試験 ※9〜15は、履修者の人数や進度等によって変わることがある。 |