最終更新日:2024年7月12日
K035
教職実践演習(小)
実践力、授業力のある小学校教諭になるために単位条件
通信 1単位 面接 1単位教員
履修条件
受講直後に卒業(修了)が見込まれる方。かつ、教育実習を終了し、評価・実習日誌が指定の期日までに提出されていること。
参加者はレポート課題をスクーリング時に持参すること。
到達目標
これまでの授業や教育実習で学んだことから、小学校教員としての資質能力に関する課題を自覚し、その解決を目指すことを目的とする。
教員としての使命感や責任感、児童に対する教育的愛情、社会性や対人関係能力、児童理解や学級経営、教科領域の指導力などの必要性を認識する。
学習成果
① これまでの授業や教育実習で学んだことを振り返り、小学校教員として求められる資質能力について課題意識を持つことができる。
②模擬授業を通して教材研究の方法や指導法について振り返り、自分の授業力を向上させることができる。
③ 学級経営方針について考えたり、学級通信、保護者対応について事例研究をしたりして、これからの学級経営に生かすことができる。
④現代の教育課題について知り、これからの教職生活の参考とすることができる。
テキスト教材
当日配付します。
*ポートフォリオは、下記のURLからダウンロードしてください。
https://tk-univ-seitoku.jp/webform/webform_porfoliodl/
評価の要点
ポートフォリオ レポート 教職履修カルテ 授業への参加態度
評価方法と採点基準
レポート・スクーリングの両方が合格後、総合的に評価する。
ポートフォリオ10% 事前のレポート30% 講座終了時のレポート30% 教職履修カルテ10% 授業への参加態度20%
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
・教職履修カルテを参考に自分の課題を整理しておくとよい。
・教育実習終了から授業までの時間が長い場合は、実習日誌や教育実習時の学習指導案等を見直しておくとよい。
・最近の教育課題について考え、課題意識をもって参加すると、主体的に学ぶことができる。
レポート課題
提出数 1第1課題
第1設題
「小学校教員になるための私の課題とこれからの対策」について800字程度で任意の原稿用紙に書き、ポートフォリオに入れて、スクーリングの時に持参する。
備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス(授業の概要、授業の進め方) 自己を振り返る |
小学校教育の役割と自己の課題 | 履修カルテの見直し | |
小学校教育の役割と使命 | 小学校教育の役割、使命の理解 | 小学校教育の役割とは何か考えておく | |
子供の発達に応じた指導 | 子供の発達段階に合わせた指導の理解 | 子供の発達に関する資料を読んでおく | |
教科の指導①教材研究と学習指導計画作成の実際 | 教材研究の仕方と学習指導計画の立て方の理解 | 教育実習時の学習指導案の見直し | |
教科の指導②学習指導案の作成の実際 | 学習指導案の作成の理解 | 教育実習時の学習指導案の見直し | |
教科の指導③模擬授業による教材、指導法の検討(ICTの活用) | 学習指導時の教師の役割 | 模擬授業の学習指導案の検討 | |
支持的風土形成に向けた学級経営の在り方 | 学級経営能力 | 学級経営の在り方を考えておく | |
学習困難、いじめなどの教育課題と学級経営 | 教育課題の解決に向けた学級経営 | 現代の教育課題について考えておく | |
学級経営案の作成 | 学級経営案立案能力 | 自分の学級経営について考えておく | |
幼稚園教育と小学校教育との接続の課題 | 保幼小の連携 | 保幼小の連携について考える | |
特別支援教育の具体的方法 | 特別支援教育への理解 | 特別支援教育の具体的方法 | |
家庭との連携(保護者対応) | コミュニケーション能力の育成 | 教育実習時の教職員の対応を振り返る | |
家庭との連携(学級通信作成の実際) | 学級通信の意義と方法 | 実習時の学級通信を見直す | |
職場と保護者、地域の関係者との人間関係の構築や危機管理 | コミュニケーション能力の育成 | 教育実習時の教職員の対応を振り返る | |
社会人としての態度、教員の使命や職務の基本の確認 | 教員の職務・使命感、責任感の理解 | 教員の使命感、責任感のまとめ | |
試験 最終授業でレポートを提出する。課題はその時点で指示する。 |