最終更新日:2024年2月10日
1年次入学生:4年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
文学部 文学科
U125
日本美術史Ⅱ
日本近代美術論(大正から昭和)単位条件
通信 2単位教員
桑原 規子
履修条件
なし
到達目標
美術の近代化あるいは西欧化が急激に進んだアジア太平洋戦争終結後1950年代までの日本画をおもに取り上げ、その特徴、誕生の背景などを考察する。
(後期は大正から戦後までの美術を対象とする)
本授業は、作品が生み出された時代の社会、生活、文化の状況を理解することを到達目標とする。
また、美術の歴史を学びながら文化的教養を深めるとともに、専門的な学修を行うための、知的好奇心を喚起することを目標とする。
学習成果
幕末からアジア太平洋戦争終結後1950年代までの日本画について、その作品が生み出された時代の文化的、社会的状況を理解し、説明できるようになる。
テキスト教材
古田亮『日本画とは何だったのか 近代日本画史論』(角川選書)2018
参考図書
土方定一『日本の近代美術』(岩波文庫)2012
高階秀爾『日本近代美術史論』(ちくま学芸文庫)2006
『岩波近代日本の美術1巻〜12巻』(岩波書店)1996〜1997
『日本美術全集』16巻〜19巻(小学館)2013〜2015
評価の要点
1.テキストの内容を正確に把握・理解しているか
2.課題について論理的に論じられているか
3.参考書や展覧会図録などを使って、深い考察がなされているか
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。試験は論述方式で行う。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
できるだけ数多く、いろいろな造形作品を見ること。新聞の文化欄(美術欄)を読むこと。
レポート課題
提出数 2第1課題
横書き手書きのみ
[1600]
第1設題
教科書4章と5章に登場する美術団体の中から一つ選び、誕生の経緯、活動の特徴、歴史的意義について論じなさい。
第2課題
横書き手書きのみ
[1600]
第1設題
教科書4章と5章に登場する画家の中から一人選び、その作家の芸術活動の特徴について、時代背景を踏まえて論じなさい。
備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
大正期:1910-20年代の日本画① | 大正期の日本画について基礎知識を習得できる | 第四章の1、予習・ 復習90分 | |
大正期:1910-20年代の日本画② | 大正期の日本画について基礎知識を習得できる | 第四章の1、予習・ 復習90分 | |
大正期:1910-20年代の日本画③ | 大正期の日本画について基礎知識を習得できる | 第四章の1、予習・ 復習90分 | |
昭和初期:1920-30年代の日本画① | 昭和初期の日本画について基礎知識を習得できる | 第四章の2、予習・ 復習90分 | |
昭和初期:1920-30年代の日本画② | 昭和初期の日本画について基礎知識を習得できる | 第四章の2、予習・ 復習90分 | |
昭和初期:1920-30年代の日本画③ | 昭和初期の日本画について基礎知識を習得できる | 第四章の2、予習・ 復習90分 | |
戦中期:1935-45年の日本画① | 戦中期の日本画について基礎知識を習得できる | 第五章の1、予習・ 復習90分 | |
戦中期:1935-45年の日本画② | 戦中期の日本画について基礎知識を習得できる | 第五章の1、予習・ 復習90分 | |
戦中期:1935-45年の日本画③ | 戦中期の日本画について基礎知識を習得できる | 第五章の1、予習・ 復習90分 | |
後期:1950年前後の日本画① | 戦後期の日本画について基礎知識を習得できる | 第五章の2、予習・ 復習90分 | |
戦後期:1950年前後の日本画② | 戦後期の日本画について基礎知識を習得できる | 第五章の2、予習・ 復習90分 | |
戦後期:1950年前後の日本画③ | 戦後期の日本画について基礎知識を習得できる | 第五章の2、予習・ 復習90分 | |
近代と日本画 | 日本画とは何だったのか理解できる | 終章の1、予習・復 習90分 | |
日本語と日本画 | 日本画とは何だったのか理解できる | 終章の2、予習・復 習90分 | |
現代と日本画 | 日本画とは何だったのか理解できる | 終章の3、予習・復 習90分 | |
試験 |