最終更新日:2024年3月12日
C157
教職入門(2011年度以降入学生用)
「教職とは何か」を考える単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
1.教職の意義・役割・職務内容について説明できる。
2.教職の特質や専門性について説明できる。
3.自己の教師像や志望動機を幅広い視野から考察できる。
学習成果
1.教職の意義・役割・職務内容について説明できる。
2.教職の特質や専門性について説明できる。
3.自己の教師像や志望動機を幅広い視野から考察できる。
テキスト教材
古橋和夫編『新訂 教職入門』(萌文書林)2018
参考図書
テキスト各章末尾に掲載されている参考書など、興味のあるものを幅広く読んでほしい。
評価の要点
レポート・科目終了試験とも次のことを評価する。
1.テキスト教材の内容を深く理解できているか
2.課題について、焦点を絞って論理的・具体的に述べられているか
評価方法と採点基準
ディプロマ・ポリシーをふまえ、「評価の要点」に基づいてレポート・科目終了試験について評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
テキストの中で興味のある部分は、ぜひ、テキストに挙げられている参考書をはじめ関連する文献を積極的に読み、理解を深めてほしい。また、わかりにくいことは図書館や文献を使って調べるなどの努力をしていただきたい。
レポート課題
提出数 2第1課題
いずれか1設題を選択し解答してください。
第1設題
幼稚園・保育所と小学校が連携していく上での課題について、論じなさい。
第2設題
倉橋惣三が保育者に求めていたことについて、論じなさい。
第3設題
斎藤喜博が教師に求めていたことについて、論じなさい。
第2課題
いずれか1設題を選択し解答してください。
第1設題
『幼稚園教育要領』『保育所保育指針』のほか関連文献を参考に、環境構成における保育者の役割について、論じなさい。
第2設題
子どもが主体的に学ぶために必要な教師の役割について、近年の教育政策をふまえて論じなさい。
第3設題
これからの教師に求められる力量について、教育をめぐる現代的課題と関連させながら、論じなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
教育とは何か ―教育や教師・保育者の役割を考える、三つの「教育観」について学ぶ |
教育の本質の理解 | 第1章(3時間) | |
教職とは何か ―教師・保育者に求められる資質能力について学ぶ |
教職の本質の理解 | 第2章§1、§2(3 時間) | |
教師としての生活と成長 ―子どもとともに生きる教師・保育者の成長について学ぶ |
教師の役割や成長の理解 | 第2章§3(3時間) | |
日本における教師の歴史 ―明治から戦後までの教師の歴史について学ぶ |
教師の歴史の理解 | 第3章(3時間) | |
現代社会の子ども ―社会の変化、仲間集団、地域の教育力と子どもの発達の関係について学ぶ |
現代社会の子ども理解 | 第4章(3時間) | |
幼稚園・保育所・こども園の生活 ―保育者の仕事の流れを知る |
保育者の仕事の流れの理解 | 第5章§1(3時間) | |
幼稚園・保育所・こども園の遊び ―遊びを通した学びと保育者の役割について学ぶ |
遊びを通した学びと保育者の役割の理解 | 第5章§2(3時間) | |
小学校での学び ―小学校の役割、授業の見方、子どもとのかかわりについて学ぶ |
小学校や教師の役割の理解 | 第6章(3時間) | |
「チームとしての学校」 ―「チームとしての学校」の意義・役割・教職員について学ぶ |
「チームとしての学校」の理解 | 第7章(3時間) | |
カウンセリングマインド ―教育・保育の場で求められるカウンセリングマインドと実際の対応について学ぶ |
カウンセリングマインドの理解 | 第8章(3時間) | |
教師をめぐる新しい動き ―グローバル化・情報化社会における教師の役割、体験活動やキャリア教育における教師の役割について学ぶ |
教師の新たな役割の理解 | 第9章(3時間) | |
教師をめぐる法律 ―教師の身分や服務義務、権利について学ぶ |
教師の服務義務等の理解 |
第10章(3時間) | |
教育改革とこれからの教師 ―1980年代から2010年代の教育改革と教師に求められる新たな役割について学ぶ |
近年の教育改革と教師の役割の理解 | 第11章(3時間) | |
教職の専門性と研修 ―研修の意義や義務・権利について学ぶ |
教職の専門性と研修の理解 | 第12章(3時間) | |
まとめ ―総復習 |
教師・保育者の意義や役割の理解 | 上記範囲の復習(3 時間) | |
試験 筆記試験 |