最終更新日:2024年4月8日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科

D086

ソーシャルワーク論(5〜8課題分)

ソーシャルワークの価値、技術、理論を学ぶ

単位条件

通信 8単位

教員

矢原 絵理

履修条件

なし

到達目標

1.相談援助について理解する。
2.相談援助の展開過程について理解する。
3.面接技法・記録の技術について理解する。
4.利用者に働きかける時に必要な様々な専門的技術について理解する。
5.社会資源について理解する。
6.実践モデルとアプローチ方法について理解する。
7.事例研究・事例分析について理解する。

学習成果

社会福祉士に求められる「相談援助」「連絡調整」の具体的な方法が習得できる。

テキスト教材

社会福祉士養成講座編集委員会『相談援助の理論と方法I』(中央法規出版)2015
社会福祉士養成講座編集委員会『相談援助の理論と方法II』(中央法規出版)2015

参考図書

北嶋英治・副田あけみ・高橋重弘・渡辺律子編『ソーシャルワーク実践の基礎理論』(有斐閣)2015
黒木保博・小林良二・坂田周一・森本佳樹編『ソーシャルワーク実践とシステム』(有斐閣)2015

評価の要点

レポート課題、科目終了試験によって評価する
科目終了試験はレポート課題1〜8を提出し、合格後に受験すること。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価します。
文章作法、基本的なレポート作法、レポート課題の内容について、本科目独自の評価表により採点する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

1. 一人ひとりの利用者がその人らしく生活できるために、一つひとつの技法や理論を利用者支援にどのように活かすかということを考えなが
ら学習を進めてほしい。
2. まずは教科書を熟読すること。専門用語は必ず調べ、参考文献も積極的に活用する。教科書の大事な部分を覚えることも必要なことだが、支援者としては、社会福祉の中で大事だと言われていることをどのように実践するのかが求められる。そのことを意識し、想像力を働かせながら学習してほしい。
3.レポートは教科書や参考書の丸写しではなく、理解した上で自分自身の言葉でまとめること。

レポート課題

提出数 8

第1課題

⚠担当教員が異なるため、第1〜第4課題と第5〜第8課題は分けて提出してください。
第1〜第4課題参照

第2課題

⚠担当教員が異なるため、第1〜第4課題と第5〜第8課題は分けて提出してください。
第1〜第4課題参照

第3課題

⚠担当教員が異なるため、第1〜第4課題と第5〜第8課題は分けて提出してください。
第1〜第4課題参照

第4課題

⚠担当教員が異なるため、第1〜第4課題と第5〜第8課題は分けて提出してください。
第1〜第4課題参照

第5課題

⚠担当教員が異なるため、第1〜第4課題と第5〜第8課題は分けて提出してください。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

レジデンシャル・ソーシャルワーカーに求められる役割をエンパワメント・アプローチに関連させて論ぜよ

第6課題

⚠担当教員が異なるため、第1〜第4課題と第5〜第8課題は分けて提出してください。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

グループを活用した援助方法について、グループワークの実践モデル(社会諸目標モデル等)と関連させて論ぜよ

第7課題

⚠担当教員が異なるため、第1〜第4課題と第5〜第8課題は分けて提出してください。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

コミュニティ・ベースド・ソーシャルワーカーに求められる役割を、ネットワーキングとソーシャルアクションに関連させて論ぜよ

第8課題

⚠担当教員が異なるため、第1〜第4課題と第5〜第8課題は分けて提出してください。

横書きパソコン印字可
[1600]

第1設題

相談援助の展開とスーパービジョン・コンサルテーションの関連性について論ぜよ

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
相談援助とは何か
相談援助における対象の理解・相談援助の構成要素について学ぶ
相談援助の基本を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第1章、相談 援助の理論と方法Ⅱ  第1章
相談援助とは何か
相談援助の構造と機能について学ぶ
「人」 のとらえ方、人と環境の関係、ソーシャルワークの機能を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第2章
相談援助とは何か
人と環境の交互作用について、システム理論について学ぶ
人と環境の交互作用をシステム理論とともに習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第3章
相談援助における援助関係
ソーシャルワーカーの自己覚知の必要性について
援助関係の形成の方法とソーシャルワーカーの自己覚知の重要性を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第4章
相談援助の展開過程
ケース発見〜プランニング・支援の実施までの各段階の内容とソーシャルワーカーの配慮すべき内容を学ぶ
相談援助の展開過程の具体的な内容を段階ごとに整理し、習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第5章・第10章
相談援助の展開過程
モニタリング〜終結までの各段階の内容とソーシャルワーカーの配慮すべき内容を学ぶ
相談援助の展開過程の具体的な内容を段階ごとに整理し、習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第6章・第11章
アウトリーチについて
現代社会におけるアウトリーチの必要性について、福祉事象と絡めて理解する
アウトリーチの重要性を理解し、方法について習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第7章
アセスメントについて
ソーシャルワークにおけるアセスメントの特性やアセスメントツール、情報の使い方について学ぶ
アセスメントにおける具体的な援助内容を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第5章・第9 章
面接について
面接の意義・目的・展開・姿勢・技術について学ぶ
面接技術・コミュニケーション技術を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第12章
記録について
記録の意義・種類・活用・倫理的配慮について学ぶ
記録の技術を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅰ 第13章
グループを活用した相談援助について
グループワークの意義・展開過程・自助グループについて
グループワークの内容、技法を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第3章
ケースマネジメントについて
ケースマネジメントの意義・目的・特徴について

ケースマネジメントの技術を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第2章
コーディネーションとネットワーキングについて
対人援助におけるコーディネーションとその方法と技術について
ネットワーキングの意義・目的・方法について
コーディネーション技術とネットワーキングの技術を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第4章
スーパービジョンとコンサルテーションについて
援助過程におけるスーパービジョンとコンサルテーションの意義と目的について
スーパービジョンとコンサルテーションの意義目的を学び、必要性を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第9章
ソーシャルアクションについて
ソーシャルアクションの内容と、アドボカシーとの関係について
ソーシャルアクションの必要性と内容を習得する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第5章
社会資源の活用・調整・開発について
社会資源とは何か、その必要性、活用・調整・開発の方法について学ぶ
社会資源の活用・調整・開発の方法とソーシャルアクションの関連性を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第5章
社会資源の活用・調整・開発について
ソーシャルアクションとの関連性を学ぶ
社会資源の活用・調整・開発の方法とソーシャルアクションの関連性を理解する
相談援助の理論と方 法Ⅱ 第5章
実践モデルとアプローチ方法
治療モデル・生活モデル・ストレングスモデルについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 6章
実践モデルとアプローチ方法
エンパワメントアプローチについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第8章
実践モデルとアプローチ方法
ナラティブアプローチについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第8章
実践モデルとアプローチ方法
ジェネラリストソーシャルワークについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第6章
実践モデルとアプローチ方法
心理社会的アプローチについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第7章
実践モデルとアプローチ方法
機能的アプローチについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第7章
実践モデルとアプローチ方法
問題解決アプローチについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第7章
実践モデルとアプローチ方法
課題中心アプローチについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第7章
実践モデルとアプローチ方法
危機介入アプローチについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第7章
実践モデルとアプローチ方法
行動変容アプローチについて
実践モデル・アプローチの内容を理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第7章
相談援助におけるケースカンファレンスの技術
ケースカンファレンスの意義・目的・展開過程
ケースカンファレンスの実際について
ケースカンファレンスの内容について理解する
相談援助の理論と方 法Ⅱ 第10章
相談援助における個人情報の保護
個人情報の保護の考え方、保護の方法について
個人情報保護について、社会福祉士の守秘義務とともに理解する 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第11章
事例研究・事例分析
事例研究の目的と意義・方法について
ケースを読み解く力を身に着ける 相談援助の理論と方 法Ⅱ 第13章
試験
社会福祉士国家試験を見据えた内容を準備しています。よく勉強しておいてください。