最終更新日:2024年4月5日

1年次入学生:2年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
児童学部 児童学科

C170_C171

初等教科研究・専門体育Ⅲ/初等教科研究・専門体育Ⅳ

身体表現・運動遊びの基礎を学ぶ

単位条件

面接 2単位

教員

安広 美智子

履修条件

幼稚園教諭、保育士希望者対象

到達目標

運動理論や運動表現力を基に多様な運動技能と指導法を習得する。
1.多様な運動を経験することで、基本的な運動技能を習得する。
2.身体部位の意識から動きの基本を理解する。

学習成果

1.幼児教育の現場で活用できる基本的な運動、指導法を身につけることができる。
2.子どもの生活や遊びの中から表現したい気持ちを受け止め、豊かな身体表現へと導くことができる。

テキスト教材

スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。

参考図書

桐生敬子編『たのしい体操作品集』『マスゲーム作品集』(音楽の友社)
桐生良夫編『幼児の動きづくり』(杏林書院)

評価の要点

1.実技試験は習熟度を重点的に評価する。
2.実践に役立つ知識、技能が個人の力として身についているかを総合的に評価する。

評価方法と採点基準

スクーリングにて評価。
評価の要点に基づいて総合的に評価する。
実技試験(80%)レポート(20%)

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

実技中心の授業のため、体調不良、怪我などをしている場合は受講はしないでください。原則として見学はできません。
試験は最終日に実施するとは限りませんので3日間出席してください。
服装:運動のできる服装(ジーンズなど伸縮性のないものは不可)、名札を上着に着ける。
体育館用シューズ(ダンスシューズ、運動靴)

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス
授業の目的、内容、授業計画、評価の方法を理解する。
ダンス技能:身体部位の意識
ダンス基本ステップ
授業内容理解
ダンス基本ステップ習得
身体意識
ダンス技能:子どもの体操の理論と実践
「はとぽっぽの体操」習得
体操の目的・特徴理解
わらべうた
特徴、教育的意義、年齢別作品
体つくり運動の理解と実践
小型遊具を用いてのマスゲームづくり(1)
1.マスゲーム作品づくり
小型遊具の特徴を理解しリズミカルな作品にまとめる。
ボール、小旗、ワンズ、フープ、スカーフ 他
集団美の理解
手具の特徴
マスゲーム作品づくり(2)
リズム・高低・方向の変化を考えながら作品作り(グループ活動)
構成力
協調性
試験課題(1)
1.「はとぽっぽの体操」試験・講評
2.マスゲーム作品づくり(3):エフォートアクション・空間構成の理解
表現力
ダンス基礎理論理解
なわとび運動の基礎
運動感覚力の向上
あそび・ゲーム
運動課題の理解と実践
マット運動の基礎
様々な転がりと必要な身体運動感覚
横転系や前転系の技の実践
身体の運動感覚理解
マスゲーム作品作り(4)
グループ活動
協調性
構成力
マスゲーム作品
中間発表
表現力
協調性
試験課題(2)
「小型遊具を用いたマスゲーム」発表
試験結果と講評
独創性
表現力
子どものフォークダンスの特徴と指導法
バルーン
運動会の発表に活用できるバルーンの特徴と発達段階に即した指導法を理解する。
協調性
表現力
子どもの体操と表現
「すもう体操」「動物の行進」「スキップ旅行」他
リズム感
表現力
〈教室〉
マスゲーム発表作品・保育表現研究発表会「創作舞踊」「表現あそび」ビデオ鑑賞とまとめ
鑑賞力
〈教室〉
レポート作成
授業内容のまとめ
課題の明確化
実技試験:(1)はとぽっぽ体操(2)小型遊具を用いたマスゲーム
レポート