最終更新日:2024年4月23日
1年次入学生:3年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
文学部 文学科
U182
書論・鑑賞
理論を通して書を観る単位条件
通信 2単位教員
小倉 太郎
履修条件
なし
到達目標
中国・日本の書論に関する著録は数多くあるが、その中から主要な書論を取り出し、書論についての時代的特色を分析しながら、その国の文化、書芸術、書法をいかにとらえていたかを考究する。
学習成果
到達目標でも記したように、中国および日本の主要な書論を読み解くことで、書に対する理解や考え方を深めることができる。またそれは自身の制作にも役立てることができる。
テキスト教材
『書論鑑賞』(聖徳大学通信教育部)
参考図書
『書論双書3書譜』(日本習字普及協会)
『書論双書7夜鶴庭訓抄』(日本習字普及協会)
『精萃図説書法論2唐』(西東書房)
『精萃図説書法論9日本』(西東書房)
評価の要点
レポートについては、決められた文字数の中で論理的に文章を展開させて纏めているかを評価。各自の言葉によって論述し、丸写しのものには厳しい見方をしていく。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価する。
評価の要点でも記したように、レポートについては、テキスト等を丸写しするのではなく、自身の言葉で論理的に述べられているかがポイントとなる。また字数が不足しているものは、減点の対象となる場合がある。科目終了試験では、学習した書論の内容をいかによく理解しているかがポイントとなる。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
文献・テキストを広く、良く理解し纏めなさい。その事によって自分の言葉になって論述できるようになっていく。
レポート課題
提出数 2第1課題
縦書き手書きのみ
[1600]
第1設題
書譜解義の「学習の着眼点と研究」のいずれか1つを選び、記述せよ。(設問すべて回答すること)
第2課題
縦書き手書きのみ
[1600]
第1設題
日本の書論の中で夜鶴庭訓抄はどういう点がものたりないか論述せよ。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
書譜1・2 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」の p1〜4・ p51〜58 | |
書譜3・4 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」のp5〜8・ p59〜66 | |
書譜5・6 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」のp9〜12・ p67〜74 | |
書譜7・8・9 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」のp13〜18・ p75〜86 | |
書譜10・11・12 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」のp19〜24・ p87〜96 | |
書譜13・14・15 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」のp25〜30・ p97〜108 | |
書譜16・17・18 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」のp31〜36・ p109〜120 | |
書譜19・20 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」のp37〜40・ p121〜126 | |
書譜21・22 | 書譜について理解し説明することができる | テキスト中「書譜」のp41〜44・ p127〜132 | |
夜鶴庭訓抄1・2 | 夜鶴庭訓抄について理解し、説明することができる | テキスト中「夜鶴庭訓 抄」の p21〜24 | |
夜鶴庭訓抄3・4・5 | 夜鶴庭訓抄について理解し、説明することができる | テキスト中「夜鶴庭訓 抄」のp25〜30 | |
夜鶴庭訓抄6・7・8・9・10 | 夜鶴庭訓抄について理解し、説明することができる | テキスト中「夜鶴庭訓 抄」のp31〜42 | |
夜鶴庭訓抄11・12・13・14 | 夜鶴庭訓抄について理解し、説明することができる | テキスト中「夜鶴庭訓 抄」のp43〜50 | |
夜鶴庭訓抄15・16・17・18・19・20 | 夜鶴庭訓抄について理解し、説明することができる | テキスト中「夜鶴庭訓 抄」のp51〜62 | |
夜鶴庭訓抄21・22・23 | 夜鶴庭訓抄について理解し、説明することができる | テキスト中「夜鶴庭訓 抄」のp63〜68 | |
試験 授業で取り上げた書論の一部の大意を問う。 |