最終更新日:2024年4月5日
1年次入学生:3年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
文学部 文学科
U175
草書の技法Ⅱ
草書表現の種々相単位条件
面接 1単位教員
小倉 太郎
履修条件
「草書の技法I」のレポート課題提出後にスクーリングを受講すること。
到達目標
(1)目的
草書の技法Ⅰと同様、草書の総合的な知識を得ることを目標とする。
(2)授業構成と到達目標
Ⅰと同様、草書の名品を臨書し、最後に条幅臨書作品を制作する。
学習成果
(1)草書の知識、技法について体得できる。
(2)草書作品制作が可能となる。
テキスト教材
スクーリング時のテキストについては別途お知らせします。
手本はプリントを併用する。
参考図書
『中国法書ガイド14・十七帖』(二玄社)
『中国法書ガイド44・草書千字文』(二玄社)
『中国法書ガイド47・黄庭堅集』(二玄社)
評価の要点
半紙と条幅の臨書作品を制作する。半紙の作品は、形臨に徹し、条幅は作品としての完成度も重要視する。
評価方法と採点基準
スクーリングにて評価する。
王羲之の草書を基本とする伝統的書法と、近世の表現技法を合わせ修得できたかを評価基準とし、提出物によって採点する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
技術を向上させるためには、毎日短時間でも筆をとって練習することが大切。
備考・補足
← 表が横スクロールします →
授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
臨書「十七帖」① 王羲之・十七帖を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(1行目〜 10行目) | |
臨書「十七帖」② 王羲之・十七帖を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(11行目〜 20行目) | |
臨書「十七帖」③ 王羲之・十七帖を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(21行目〜 30行目) | |
臨書「十七帖」④ 王羲之・十七帖を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(31行目〜 40行目) | |
臨書「十七帖」⑤ 王羲之・十七帖を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(41行目〜 50行目) | |
臨書「草書千字文」① 懐素・草書千字文を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(1行目〜 8行目) | |
臨書「草書千字文」② 懐素・草書千字文を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(9行目〜 16行目) | |
臨書「黄庭堅草書巻」① 黄庭堅・李白憶旧遊詩巻を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(1行目〜 9行目) | |
臨書「黄庭堅草書巻」② 黄庭堅・李白憶旧遊詩巻を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(10行目〜 20行目) | |
臨書「王鐸草書帖」① 王鐸・草書帖を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(1行目〜 10行目) | |
臨書「王鐸草書帖」② 王鐸・草書帖を学ぶ |
草書技法と共に、伝統書法を理解できる。 | プリント(11行目〜 18行目) | |
条幅古典臨書作品制作① 習った草書古典の中から一種を選び草稿をつくる。 (半切3行書き) |
条幅作品制作(3行書き)の方法を学ぶことができる。 | プリント使用 | |
条幅古典臨書作品制作② 小画仙半切に揮毫。 |
条幅作品制作(3行書き)の方法を学ぶことができる。 | プリント使用 | |
条幅古典臨書作品制作③ 小画仙半切に揮毫。 |
条幅作品制作(3行書き)の方法を学ぶことができる。 | プリント使用 | |
作品完成 講評。 |
条幅作品制作(3行書き)の方法を学ぶことができる。 | プリント使用 | |
試験 提出された作品を評価する。 |