最終更新日:2024年3月29日

1年次入学生:3年 3年次編入学生:3年 短期大学部:-
心理・福祉学部 社会福祉学科

D039

精神保健福祉援助技術各論

個人,グループ,地域に注目した精神保健(福祉)ソーシャルワーク

単位条件

通信 3単位 面接 1単位

教員

向井 智之

履修条件

(レポート提出要件)総論のレポート3課題分全て合格していること。また総論レポートの合格確認後の提出とすること。
(スクーリング受講要件)総論のスクーリング受講済みであること。同じ時期での総論と各論の連続受講は可能。

到達目標

1.ソーシャルワークの3大援助技術、ケースワーク、グループワーク、コミュニティワークの基礎知識を習得すること。
2.精神障害者を対象としたソーシャルワークにおける、3大援助技術の活用方法について理解すること。
3.その他の技術やチームアプローチとの関連性をイメージできるようになること。

学習成果

1.ソーシャルワークの3大援助技術、ケースワーク、グループワーク、コミュニティワークの基礎知識を習得できる。
2.精神障害者を対象としたソーシャルワークにおける、3大援助技術の活用方法について理解できる。
3.その他の技術やチームアプローチとの関連性をイメージできる。

テキスト教材

『精神保健福祉援助技術各論』(中央法規出版)(面接授業では、授業内で資料を適宜配布)

参考図書

ソーシャルワーク・スキルシリーズ(相川書房)は、参考になります。

評価の要点

上記の学習成果がレポートの内容に反映されていること。上記の学習成果がスクーリング内での課題レポートに反映されていること。

評価方法と採点基準

レポート・スクーリング両方が合格後、総合的に評価する。
(レポート評価)
文章作法(5項目)、基本的なレポート作法(4項目)、課題の内容に関して(6項目)の計15項目+αの総合点で評価する。
(スクーリング評価)
授業内提出物と授業への取り組みで評価する。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

・レポート課題はあくまでテーマでしかありません。そこから論点を絞り、論点に対する自分の意見をしっかりと書くように心がけてください。
・スクーリングでは、自分の考えを相手に言葉で伝えることが必要です。積極的に対話するよう努めてください。

レポート課題

提出数 3

第1課題

注意
各論のレポートを提出するには総論のレポート3課題分すべての合格が必要。(総論レポートの合格確認後の提出)
各論のスクーリングは総論のスクーリングを先に受講していること。(同じ時期での総論と各論の連続受講可)

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

精神障害者を対象としたケースワークに関することについて、あなた自身の視点で論点を探し、それを論ぜよ。

第2課題

注意
各論のレポートを提出するには総論のレポート3課題分すべての合格が必要。(総論レポートの合格確認後の提出)
各論のスクーリングは総論のスクーリングを先に受講していること。(同じ時期での総論と各論の連続受講可)

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

精神障害者を対象としたグループワークに関することについて、あなた自身の視点で論点を探し、それを論ぜよ。

第3課題

注意
各論のレポートを提出するには総論のレポート3課題分すべての合格が必要。(総論レポートの合格確認後の提出)
各論のスクーリングは総論のスクーリングを先に受講していること。(同じ時期での総論と各論の連続受講可)

横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]

第1設題

精神障害者を対象としたコミュニティワークに関することについて、あなた自身の視点で論点を探し、それを論ぜよ。

備考・補足

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授業回数別教育内容 身につく資質・能力 学習範囲
(予習・復習を含む)
ガイダンス
・科目の学習予定についての説明。
授業の取り組む準備や心構え はじめに
精神障害者の支援モデル
・ソーシャルワークの歴史や支援する上でのモデルについて、様々な角度からの複数のモデルを学ぶ。
多様なソーシャルワーク理論、治療モデル、生活モデル、ストレングスモデル 第1章
相談援助の価値前提と原則
・精神保健福祉士として関わる上で前提となる価値やソーシャルワークの原則について学ぶ。
精神保健福祉士の価値前提、ソーシャルワークの原則 第2章
相談援助のプロセスと援助関係
・精神保健福祉士が相談援助を行う際のプロセスについての受理から終結までを学ぶ。
相談援助のプロセス 第3章
相談援助のための面接技術
・面接の方法や技法、分類などについて学ぶ。
面接技法 第4章
相談援助活動の展開
・個人や集団を対象に、相談援助活動がどの様に展開するかを学ぶ。
相談援助活動の展開 第5章
家族への支援の実際
・家族の状況や介入の実際、課題について学ぶ。
家族支援 第6章
スーパービジョンとコンサルテーション
・スーパービジョンとコンサルテーションの理論や方法について学ぶ。
スーパービジョンコンサルテーション 第7章
地域において主体的に生活すること
・精神障害者の地域移行に関する制度や体制、役割について学ぶ。
地域移行 第8章
地域を基盤にした相談援助活動の意義と展開
・地域に根差したリハビリテーションの考え方や、地域相談支援の体制について学ぶ。
地域基盤の相談援助活動 第9章
精神障害者のケアマネジメント
・精神障害者へのケアマネジメントの理念やプロセス、課題について学ぶ。
精神障害者ケアマネジメント 第10章
地域における資源の動員とネットワーキングの実際
・精神障害者の地域生活とネットワーク等の支援体制、精神保健福祉士の役割について学ぶ。
精神障害者地域ネットワーキング 第11章
地域に根差した包括的な支援活動の必要性と今後の課題
・ソーシャル・インクルージョンの理解とともに、包括的な地域支援活動について学ぶ。
ソーシャル・インクルージョン 第12章
前半のまとめ① まとめ
前半のまとめ② まとめ
(スクーリングにて実施)
・ガイダンス 予定の説明
課題の設定や目標について理解。
受講の心構え準備 配布資料
(スクーリングにて実施)
・障害者差別に関する理解をふかめるために、実際の事例検討を行う。
障害者差別 配布資料
(スクーリングにて実施)
・障害者差別に関する事例を集め分析することで、実態について理解する。
障害者差別
社会調査
配布資料
(スクーリングにて実施)
・障害者差別に関する事例を分析し発表できるようにまとめる。
障害者差別
プレゼンテーション能力
配布資料
(スクーリングにて実施)
・障害者差別に関する分析結果を発表し意見交換を行う。
障害者差別
プレゼンテーション能力
配布資料
(スクーリングにて実施)
・障害者差別のない社会づくりについてグループで検討する。
障害者差別
コミュニティソーシャルワーク
配布資料
(スクーリングにて実施)
・資料、映像を通して、精神障害者が置かれてきた歴史について学ぶ。
精神保健医療福祉の歴史 配布資料
(スクーリングにて実施)
・資料、映像を通して、精神障害者が置かれてきた歴史の中で、精神保健福祉士として何ができるのか、支援について検討する。
精神保健福祉士による権利擁護 配布資料
(スクーリングにて実施)
・精神障害者の社会復帰について、様々な角度から検討する。
神障害者の社会復帰
精神保健福祉士による権利擁護
配布資料
(スクーリングにて実施)
・精神障害者の社会復帰において精神保健福祉士の支援や関わりについて検討する。
精神障害者の社会復帰
精神保健福祉士による権利擁護
配布資料
(スクーリングにて実施)
・精神障害者の社会復帰において精神保健福祉士の支援や関わりについて検討した内容を他に発表するためにまとめる。
精神障害者の社会復帰
精神保健福祉士による権利擁護
プレゼンテーション
配布資料
(スクーリングにて実施)
・精神障害者の社会復帰において精神保健福祉士の支援や関わりについて検討した内容を他に発表し、意見交換を行う。
精神障害者の社会復帰
精神保健福祉士による権利擁護
プレゼンテーション
配布資料
(スクーリングにて実施)
・精神障害者の社会復帰において精神保健福祉士の支援や関わりについての発表を聞いて、改めて検討する。
精神障害者の社会復帰
精神保健福祉士による権利擁護
配布資料
(スクーリングにて実施)
・精神障害者が置かれている現状としての障害者差別や権利擁護についてのまとめを行う。
障害者差別
権利擁護
配布資料
(スクーリングにて実施)
・精神障害者が置かれている現状としての障害者差別や権利擁護についてのまとめをグループの中で意見交換する。
障害者差別
権利擁護
配布資料
試験
(レポート評価)
文章作法(5項目)、基本的なレポート作法(4項目)、課題の内容に関して(6項目)の計15項目+αの総合点で評価します。
(スクーリング評価)
授業内提出物と授業への取り組みで評価します。

スクーリング受講についての準備物・連絡事項

注意
各論のレポートを提出するには総論のレポート3課題分すべての合格が必要。(総論レポートの合格確認後の提出)
各論のスクーリングは総論のスクーリングを先に受講していること。(同じ時期での総論と各論の連続受講可)