最終更新日:2024年3月12日
U054
英米の批評・随筆Ⅰ
随筆とは何かを学び、英米の随筆を楽しむ。単位条件
通信 1単位教員
履修条件
なし
到達目標
イギリスとアメリカのエッセイを原文で読んで、エッセイの楽しさを味わう。
英米のエッセイの特徴と相違点を見つける。
学習成果
エッセイとはどのようなものであるかを簡潔に表現することができる。
イギリスとアメリカの代表的なエッセイストとその作品に対する知識を得る。
テキスト教材
横山幸三『英米の批評・随筆』(聖徳大学通信教育部)
参考図書
Terry Eagleton・大橋洋一訳『文学とは何かー現代批評理論への招待』(岩波書店)
Raman Selden・栗原裕訳『ガイドブック・現代文学理論』(大修館書店)
評価の要点
課題に対する知識と理解の程度を評価します。テキストや参考文献を丸写しするのではなく、内容をしっかりと把握して自分の言葉でレポートを書くようにしてください。
英文の内容を正しく理解するように努め、適切な日本語にしてください。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価します。
すべて論述式です。設問の要点を的確につかんで、できるだけくわしく記述してください。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
参考文献は数冊読むようにして、テキストの理解を深めるよう努力してください。
英文を日本語にする場合は、必ず読み返して意味の通る文になっているか確認してください。
レポート課題
提出数 1第1課題
課題内に字数指示
第1設題
以下の1~3のすべてに答えること。(1,600字。※1,600字を超えても可 本文の書き始めに1.、2.、3.を明記すること。)
1.ベーコンの「エッセイ」(pp.19-20)を注釈を参考にして、わかりやすく和訳しなさい。
2.第3章で取り上げた7編の「エッセイ」のなかから1編を選んで、その感想を400字以内でまとめなさい。
3.第4章と第5章で取り上げたすべての「エッセイ」を読んで、イギリスとアメリカのエッセイの特徴と両者の相違点について、具体的に800字以内で論じなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
エッセイの定義と起源 | エッセイとは何か、またその起源は何かを理解する。 | 第1部 第1章 | |
モンテーニュと『随想録』について | モンテーニュについて学ぶ | 第2章 1 | |
モンテーニュのAbout Idlenesseを読む | エッセイを楽しむ | 第2章 2 | |
ベーコンについて | Of Studiesを読む | 第2章 3、4、5 | |
カウレーについて |
Of Myselfを読む | 第3章 1 | |
定期刊行物の役割 | 定期刊行物の果たした役割 | 第3章 2 | |
ジョンソン博士とゴールド・スミス | Dick Minim the Critic等を読む |
第3章 3 | |
ハズリットとラム | 2人のエッセイを読む | 第3章 4 | |
現代イギリスのエッセイ | スティーブンソン等のエッセイを読む | 第4章 1 | |
20世紀のエッセイスト | リンド等のエッセイを読む | 第4章 2 | |
アメリカのエッセイ | Self-Educationを読む | 第5章 1 | |
19世紀の思想家たち | エマーソンとソーローの作品を読む | 第5章 2 | |
詩人や小説家のエッセイ | The Boy's Ambitionを読む | 第5章 3-1 | |
詩人や小説家のエッセイ | The Moth and the Starを読む | 第5章 3-2 | |
現代のエッセイストたち | Stranger in the Villageを読む | 第5章 4 | |
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