最終更新日:2024年1月23日
1年次入学生:3年
3年次編入学生:3年
短期大学部:-
児童学部 児童学科
C031
社会福祉援助技術各論Ⅱ
保育士とソーシャルワーク技術単位条件
通信 2単位教員
久米 知代
履修条件
なし
到達目標
社会福祉援助技術の理論と実践は、車の両輪であり、どちらが欠けても成立しない。実践を通して理論を構築し、構築された理論を実践の中で再び検証するという過程が理解できる。
学習成果
相談援助について、その理論と内容を正しく理解し、地域にはどのようなサービスが散在しているかが分かるようになる。
テキスト教材
『社会福祉援助技術各論Ⅱ』(聖徳大学通信教育部)
新・社会福祉士養成講座『相談援助の理論と方法Ⅱ』(中央法規)
参考図書
太田義弘『ソーシャル・ワーク実践とエコシステム』(誠心書房)
評価の要点
テキストをしっかり読み、内容が的確に理解されていること。
レポートは、教科書や参考書の丸写しや要約ではなく、自分の考えを整理した上で、それをまとめてお書きください。
評価方法と採点基準
レポート合格後の科目終了試験で評価します。
面接の技術、社会資源の活用など全般的に学んでください。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
「ソーシャルワーク」視点を持てる実践を前提に、理論を組み立てる工夫をしてください。
質の高い技術をいかに駆使していくかを学んで欲しい。
レポート課題
提出数 2第1課題
横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]
第1設題
インテーク面接の重要性とその目的を述べなさい。
第2課題
横書きパソコン印字可Web提出可
[1600]
第1設題
個別援助技術とケアマネジメントとの関連について述べなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
相談援助における対象とは | 個人と地域の理解。 | (Ⅱ)1章 | |
ケアマネジメント | 提供できる社会サービス。 | (Ⅱ)2章 | |
グループを活用した援助 | グループによる援助の方法。 | (Ⅱ)3章 | |
コーディネーションとネットワーキング | 地域による援助の方法。 | (Ⅱ)4章 | |
社会資源の活用・調整・開発 | 社会資源全体の利用。 | (Ⅱ)5章 | |
実践モデルとアプローチⅠ | ジェネラリストソーシャルワークの援助方法。 | (Ⅱ)6章 | |
実践モデルとアプローチⅡ | クライエントの状況に応じた働きかけ。 | (Ⅱ)7章 | |
実践モデルとアプローチⅢ | ソーシャルワークの全体的理論。 | (Ⅱ)8章 | |
スーパービジョンの技術 | 相談援助の客観的視点。 | (Ⅱ)9章 | |
ケースカンファレンスの技術 | 課題の要因を関係者が討議。 | (Ⅱ)10章 | |
個人情報の保護 | クライエントのプライバシーを守る。 | (Ⅱ)11章 | |
情報通信技術の活用 | 情報システムの活用。 | (Ⅱ)12章 | |
事例研究 | 的確な事例を提供できる。 | (Ⅱ)13章 | |
事例分析 | 事例研究に基づく分析。 | (Ⅱ)13章 | |
相談援助の実際 | 分析を実践につなげる方法が分る。 | (Ⅱ)14章 | |
試験 相談援助全般に渡る知識が必要です。 |