最終更新日:2024年3月14日
1年次入学生:3年
3年次編入学生:4年
短期大学部:-
児童学部 児童学科
C213
子ども家庭支援論
子ども家庭支援の方法としての相談援助単位条件
通信 1単位 面接 1単位教員
真壁 坤子
履修条件
なし
到達目標
現代の家族は多様な問題を多く抱えているので、それぞれの問題を個別に理解し対応していくことが相談援助の専門職には期待されている。そのためには、親と子の関係性をしっかりと見つめ、理解して家族支援をしていくことが求められる。支援に必要な知識・技術・方法を学び、実践できる能力を身につけることが期待される。
学習成果
相談援助専門職として家庭を支えるために必要な専門的知識と技術と方法についての理解を深めることができる。
また現代家族の抱える問題を理解し、具体的な支援の技術と方法を身につけ、それを活用できるようになる。
テキスト教材
笠師千恵・小橋明子「相談援助・保育相談支援」(中山書店)
参考図書
横倉聡・田中利則・和田光一「保育の今を問う相談援助」(ミネルヴァ書房)
評価の要点
相談支援を必要とする人がどのような人たちであり、相談援助専門職として、その人たちに対してどのような援助支援が必要なのかについて、その方法と技術をどう学び理解したかを評価する。
評価方法と採点基準
評価の要点に基づいて実施する試験(70%)、授業態度・発表・授業内レポート(30%)で評価する。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
この科目は、すべてを受講することで学習課題を達成できるプログラムとしているため、欠席がある場合は不可とします。
グループワーク・ディスカッションもあるため、積極的に参加する姿勢を求めます。
レポート課題
提出数 1第1課題
横書き手書きのみ
[1600]
第1設題
現代の家族の抱える問題は様々であり、早急な解決を求められているが、なかなか解決策が見い出せないのが現状である。家族の抱える問題をひとつとりあげ、その背景を考えるとともに、なぜその問題が解決せず失くならないのか、又、有効な支援策はあるのか、あなたの考えを述べなさい。
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
ガイダンス(授業の目的・内容・進め方を理解する) | この授業について理解する | P2〜3 | |
家庭支援が求められる背景と意義 ①家族とは |
家族について理解する | 資料配布 | |
②現代家族の特徴 | 現代家族の特徴を理解する | 〃 | |
家庭支援の意義と機能 ①相談援助とは |
ソーシャルワークの意義について理解する | P7〜13 | |
②相談援助の価値と理念 | ソーシャルの価値と理念について理解する | P14〜28 | |
家庭支援のための技術と方法 ①相談援助専門職の基本的姿勢 |
ソーシャルワークの原則について理解する | P54 | |
②面接とは | 面接と対話の重要性について理解する | P55〜58 | |
③コミュニケーション | コミュニケーションの実際について理解する | P59〜67 | |
④マッピング技法 | マッピング技法を学ぶ | P68〜71 | |
⑤相談援助のプロセス | 相談援助はどのように展開するかを理解する | P43〜51 | |
家庭支援の実際 | 家庭支援の実際について学ぶ | ビデオ学習 | |
事例研究 ①児童虐待 |
具体的な事例をとり上げ理解する | P105〜113 | |
②グループ検討 | 事例についてグループで検討する | 資料配布 | |
家族支援の具体的展開(支援計画) | 計画・記録・評価について学ぶ | P85〜92 | |
まとめ・試験 | |||
試験 |