最終更新日:2024年10月11日
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教育・学校心理学Ⅱ
子どもの学びを支え、学校の課題に向き合う単位条件
通信 2単位教員
履修条件
なし
到達目標
教育の諸問題・特別支援教育・学校集団と人間関係などを学び、公認心理師としていかなる心理教育的援助ができるかについて学ぶことを目標とする。
学習成果
子どもの学びを支え学校の課題への援助としてどのようなことをなすべきかを考えることができるようになる。また、より適切な心理教育的援助に役立てることができる。
テキスト教材
水野治久・串崎真志編著『教育・学校心理学 ―子どもの学びを支え、学校の課題に向き合う―』(ミネルヴァ書房)2019
参考図書
下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫監、小野瀬雅人編著『教育・学校心理学』(ミネルヴァ書房)2021
石隈利紀編『教育・学校心理学』(遠見書房)2019
評価の要点
レポート課題合格後、科目終了試験に合格すること。
教育・学校心理学に関する基本的な考え方を理解できているかどうかを評価する。
評価方法と採点基準
レポート課題合格後の科目終了試験で評価します。科目終了試験は、100点満点で60点以上が合格となります。
テキストを何度も繰り返し読み、しっかり復習をしてから試験を受けてください。
履修上の注意事項や学習上のアドバイス
テキストを何度も繰り返して読んでください。
テキストの各章で記載されている文献紹介の本や引用文献を積極的に読んでみることをお勧めします。
レポート課題
提出数 2第1課題
パソコン印字の場合B5サイズ(白紙)で作成してください。
第1設題
特別支援教育について概説し、特別支援教育を必要とする子どもたちへの支援で、公認心理師として何をなすべきかあなたの考えを述べ
てください。1600字を規定とし改行せずに詰めて論述してください。
第2課題
パソコン印字の場合B5サイズ(白紙)で作成してください。
第1設題
以下のうち、ひとつを選びその現状について概説し、どのような支援をなすべきかあなたの考えを述べてください。1600字を規定とし
改行せずに詰めて論述してください。
1.不登校
2.いじめ
3.児童虐待
備考・補足
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授業回数別教育内容 | 身につく資質・能力 | 学習範囲 (予習・復習を含む) |
|
序章 公認心理師と学校における援助サービス | 学校現場における公認心理師の活躍について知る。 | テキスト 序章 pp.1-7. | |
第1章 教育の諸問題:多様な子どもをどう支援するか | 学校の諸問題と多様な子どもの支援について知る。 | テキスト 第1章 pp.11-26. | |
第2章 特別支援教育:エビデンスにもとづく計画的な支援と連携 | 特別支援教育を必要とする子どもたちの支援の視点について知る。 | テキスト 第2章 pp.27-42. | |
第3章 学びのプロセス:学びの本質を理解しよう(1) | 学業不信の子どもの指導について知る。 | テキスト 第3章 pp.45-58. | |
第3章 学びのプロセス:学びの本質を理解しよう(2) | やる気を高め維持するために理解すべきことを知る。 | テキスト トピックス pp.59-65. | |
第4章 学びの環境:個人と環境とのかかわりを捉える社会文化的視点 | 社会文化的理論とアクティブラーニングについて知る。 | テキスト 第4章 pp.67-82. | |
第5章 学校の集団と人間関係:みんなが楽しく過ごせる学級を目指して | 友人関係・学級集団・教師集団について知る。 | テキスト 第5章 pp.83-94. | |
第6章 不登校:登校を支える多様な支援(1) | 不登校の現状について知る。事例から学ぶ。 | テキスト 第6章 pp.97-104. | |
第6章 不登校:登校を支える多様な支援(2) | 不登校の予防と再登校の支援について知る。 | テキスト 第6章 pp.105-110. | |
第7章 いじめ:子どもたちの心を守るために(1) | いじめといじめ防止対策推進法について知る。 | テキスト 第7章 pp.111-118. | |
第7章 いじめ:子どもたちの心を守るために(2) | いじめの予防と介入について知る。 | テキスト 第7章 pp.118-126. | |
第8章 問題行動・学級崩壊・児童虐待への対応:スクールカウンセラーと教師・保護者 の連携 |
問題行動・学級崩壊・児童虐待への対応について知る。 | テキスト 第8章 pp.127-140. | |
第9章 スクールカウンセラー:スクールカウンセリングの歴史と今後に向けて | スクールカウンセリングの歴史について知る。 | テキスト 第9章 pp.141-154. | |
第10章 チームとしての学校(チーム学校)とスクールカウンセラー:心理の専門性を 発揮しながら協働するための理論と方法 |
チーム学校におけるスクールカウンセラーの援助について知る。 | テキスト 第10章 pp.155-169. | |
15回第11章 大学における学生相談:大学コミュニティで活躍するカウンセラーを目指して | 学生相談機関における業務と役割について知る。 | テキスト 第11章 pp.171-185. | |
試験 科目終了試験は、100点満点で60点以上が合格となります。テキストを何度も繰り返し読み、しっかり復習をしてから試験を受けて ください。 |