世代文化論II(若者とファッション)

流行とファッション力を探る

単位条件

通信 2単位

教員

菱沼久恵

履修条件

なし

到達目標

ファッションは衣服に限らず、靴、バック、アクセサリー、化粧、住居、コミニティーも含め、我々の行動、生活様式全般に至るまでの幅広い概念であると同時にファッションは自己表現の一手段である。その中で若者にとってファッションはどのような位置にあるのか、その現状を分析し考察することを目標とします。

学習成果

1.ファッションビジネス基礎知識とファッション産業、ファッション業界の仕組みを理解することができる。
2.ファッションビジネスを理解した上で日本の服飾の歴史を理解し、今の若者世代のファッションへ繋がっていることを把握できる。

テキスト教材

日本ファッション教育振興協会『ファッションビジネスI』

参考図書

アクロス編集局『ストリートファッション1945〜1955 若者スタイルの50年史』
辻幸恵『流行と日本人若者の購買行動とファッションマーケティング』(白桃書房)
繊研新聞者編集局『よくわかるファッション業界』

評価の要点

課題の題名を記入のこと。
テーマを理解し下調べがなされた内容になっているか。
読み手にわかり易くレポートが書かれているか。
自分の考えがきちっと明記されているか。

評価方法と採点基準

レポート合格後の科目終了試験で評価する。
レポートは調べた内容を丸写しにするのではなく、自分の言葉に置き換え、まとめられていること。
ファッションビジネスの基礎知識とファッション産業のしくみを理解した上でレポートが書かれているか。
レポート評価と試験評価では、レポートより科目終了試験に重点をおきます。
テキスト:『ファッションビジネスI』をよく読んで理解しておくこと。

履修上の注意事項や学習上のアドバイス

テキストをよく読み、参考書を通じ調べたこと、または、自分の考えや意見をレポートにまとめているか

レポート課題

提出数 2

第1課題

第1課題、第2課題それぞれについて1設題ずつ選択しレポートを提出してください。

横書きパソコン印字可

[1600]

第1設題

戦後の日本のファッション(衣服)から現在までの変遷を調べ、その中で若者のファッションはどのように変化したか述べてください。
以下3つのキーワードを使用
1.ファッションのもつ意味
2.若者のファッションが及ぼした影響
3.現在のファッションの位置づけ

第2設題

ファッションデザイナーを一人挙げ、ファッション界に与えた影響を調べ、人物像やどのような作品を発表したか具体的な例をあげ、述べてください。またどの部分が共感できるか自分の考えを端的にまとめて述べてください。

第3設題

博物館、美術館の展示を鑑賞し、自身にどのような影響を与えたか述べてください。(1企画でよい。以下のことを必ず記すこと)博物館・美術館名、場所、鑑賞日、企画名、鑑賞券のコピー添付

第4設題

マーケットリサーチし、今、流行しているファッション(服飾、ディテール)を調べ、挙げてください。また、どのような世代が購入しているか、消費者動向の面からも分析する。
【キーワード】マーケットリサーチした場所、店名、取扱い商品、ショップターゲット、リサーチ時期を記入のこと。

第2課題